特許
J-GLOBAL ID:200903081839752054

超音波伝播時間測定方法を用いた気体流量及び気体濃度の測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三原 秀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-091928
公開番号(公開出願番号):特開2006-275608
出願日: 2005年03月28日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】測定管を流れる気体中の超音波伝播時間を簡単で正確に測定でき、気体の流量と濃度とが測定可能な超音波伝播時間測定方法と測定装置、これを用いた気体流量と気体濃度の測定装置の提供。【解決手段】 一対の超音波振動子に所定の時間間隔を置いて第1の超音波と第2の超音波からなる少なくとも2回の超音波を気体の流れに沿った順方向と逆方向とに交互に送信し、第1の超音波の受信信号からゼロクロス時刻を検出して超音波の各波数位置での超音波振幅のピーク値の各出現時刻を推定し、送信された第2の超音波を受信する際に推定した各出現時刻で待ち受けて各推定出現時刻におけるピーク値を計測し、計測した正のピーク値群又は負のピーク値群に対して最も当てはまるピーク値と時間の関数である直線又は曲線を算出し、算出した関数が時間軸と交差する点を超音波信号の到達開始時刻として求めて超音波の伝播時間を算出する超音波の伝播時間測定方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
測定対象である気体の流れ方向あるいはこの流れ方向に対して傾斜して、測定管の上流と下流に所定の距離をおいて互いに対向して一対の超音波振動子を配置し、一方の超音波振動子を励振させて超音波を発信し他方の超音波振動子で超音波を受信することによって、気体の流れに対する順逆双方向の超音波の各伝播時間を測定する方法において、 前記一対の超音波振動子に対して所定の時間間隔を置いて第1の超音波と第2の超音波からなる少なくとも2回の超音波を気体の流れに沿った順方向と逆方向とに交互に送信し、第1の超音波の受信信号からゼロクロス時刻を検出して超音波の各波数位置での超音波振幅のピーク値の各出現時刻を推定し、引き続いて送信された第2の超音波を受信する際に推定した各出現時刻で待ち受けて各推定出現時刻におけるピーク値を計測し、計測した正のピーク値群又は負のピーク値群に対して最も当てはまるピーク値と時間の関数である直線又は曲線を算出し、算出した関数が時間軸と交差する点を超音波信号の到達開始時刻として求めることにより超音波の伝播時間を算出することを特徴とする超音波の伝播時間測定方法。
IPC (2件):
G01F 1/66 ,  G01N 29/00
FI (2件):
G01F1/66 101 ,  G01N29/18
Fターム (15件):
2F035DA14 ,  2F035DA19 ,  2F035DA22 ,  2F035DA23 ,  2G047AA01 ,  2G047BA01 ,  2G047BC02 ,  2G047BC15 ,  2G047BC19 ,  2G047CB01 ,  2G047EA10 ,  2G047GG24 ,  2G047GG25 ,  2G047GG40 ,  2G047GG43
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • 特開平2-198357号公報
  • ガス濃度および/または流量センサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-283349   出願人:デヴィルビスヘルスケアインコーポレイテッド
  • 音波反射式ガス濃度測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-002658   出願人:本田技研工業株式会社
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