特許
J-GLOBAL ID:200903081895702841

ポリカーボネート樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-172219
公開番号(公開出願番号):特開2002-030140
出願日: 2000年12月18日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 加工性の優れたポリカーボネート樹脂を提供する。【解決手段】 9,9-ビス(4-ヒドロキシ-3-メチルフェニル)フルオレン(以下BCFLと省略)及び一般式(A)で表される構造のビスフェノール化合物と炭酸エステル形成化合物とを反応させて得られるポリカーボネートであって、一般式(A)がBCFL及び一般式(A)の合計量に対して、10〜80重量%であり、かつ得られたポリカーボネートの極限粘度が0.2〜2.0dl/gであるポリカーボネート樹脂。上記一般式(A)のポリシロキサン構造を有するビスフェノール化合物としては、具体的には下記構造式で示される化合物などが例示される。
請求項(抜粋):
9,9-ビス(4-ヒドロキシ-3- メチルフェニル)フルオレン(以下BCFLと省略)及び一般式(A)で表される構造のビスフェノール化合物と炭酸エステル形成化合物とを反応させて得られるポリカーボネートであって、一般式(A)がBCFL及び一般式(A)の合計量に対して、10〜80重量%であり、かつ得られたポリカーボネートの極限粘度が0.2〜2.0dl/gであるポリカーボネート樹脂。【化1】(式中、R1 〜R2 は、各々独立して水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数7〜17のアラルキル基であり、これらの基に炭素原子を有する場合には置換基として、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を有することもできる。R3 〜R6 は、各々独立して炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数7〜17のアラルキル基であり、これらの基に炭素原子を有する場合には置換基として、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を有することもできる。R7 は、炭素数1〜6のアルキレン基又はアルキリデン基を表すか単に結合を表す。Xは、-Si(R8 )(R9 )O-及び/または-Si(R10)(R11)O-の単独重合又はランダム共重合体を表し、重合度は0から200であり、R8 〜R11は、各々独立して水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、又は炭素数7〜17のアラルキル基であり、これらの基に炭素原子を有する場合には置換基として、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数2〜5のアルケニル基、炭素数1〜5のアルコキシ基、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素を有することもできる。)
IPC (4件):
C08G 64/08 ,  C08G 64/18 ,  C08G 64/22 ,  C08G 64/30
FI (4件):
C08G 64/08 ,  C08G 64/18 ,  C08G 64/22 ,  C08G 64/30
Fターム (23件):
4J029AA09 ,  4J029AB01 ,  4J029AC02 ,  4J029AC03 ,  4J029AC04 ,  4J029AD01 ,  4J029AE03 ,  4J029AE04 ,  4J029AE05 ,  4J029BB12A ,  4J029BB12B ,  4J029BB12C ,  4J029BG23X ,  4J029BG24X ,  4J029BG25X ,  4J029BH04 ,  4J029HC01 ,  4J029HC05A ,  4J029HC05B ,  4J029JA011 ,  4J029JC041 ,  4J029JC091 ,  4J029JC231
引用特許:
審査官引用 (5件)
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