特許
J-GLOBAL ID:200903082228511155

高耐食性オーステナイト系ステンレス鋼、ならびにそのステンレス鋼を用いて構成した原子力発電プラント、溶接継手および構造部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-341253
公開番号(公開出願番号):特開2009-161802
出願日: 2007年12月28日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】プラント製造時の表面加工痕が残留した場合であっても応力腐食割れを抑制し、原子炉構造物の健全性を維持する。【解決手段】本発明のオーステナイト系ステンレス鋼は、質量%で、Cr17〜20%、Ni10〜13%、C0.001〜0.020%、Si0.1〜1.0%、Mn0.1〜2.0%、P0.035%以下、S0.015%以下、Mo0.01〜3.0%、N0.001〜0.08%、Cu0.01〜2.5%含有し、残部がFeおよび不純物からなり、かつ式1で計算されるM値が590以上760以下、式2で計算されるS値が24以上45以下である;式1:M=462×(C+N)+9.2×Si+8.1×Mn+13.7×Cr+29×(Ni+Cu)+18.5×Mo式2:S=32.7+101×C-13×Si-1.2×Mn-0.9×Cr+2×Ni-5.3×Mo+0.1×Cu-179×Nここで、式中の元素記号は各成分の質量%を示す。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量%で、Crを17〜20%、Niを10〜15%、Cを0.001〜0.020%、Siを0.1〜1.0%、Mnを0.1〜2.0%、Pを0.035%以下、Sを0.015%以下、Moを0.01〜3.0%、Nを0.001〜0.08%、Cuを0.01〜2.5%含有し、残部がFeおよび不純物からなり、かつ下記式1でM値を計算し、下記式2でS値を計算するとき、 式1: M=462×(C+N)+9.2×Si+8.1×Mn+13.7×Cr+29×(Ni+Cu)+18.5×Mo 式2: S=32.7+101×C-13×Si-1.2×Mn-0.9×Cr+2×Ni-5.3×Mo+0.1×Cu-179×N ここで、式1および2中の元素記号は各成分の質量%を示す; 前記M値が590以上760以下であり、前記値が24以上45以下であることを特徴とする高耐食性オーステナイト系ステンレス鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  G21D 1/00 ,  G21C 5/00
FI (4件):
C22C38/00 302L ,  C22C38/58 ,  G21D1/00 X ,  G21C5/00 C
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (4件)
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