特許
J-GLOBAL ID:200903082252566653

ブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265507
公開番号(公開出願番号):特開平11-099926
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 緩増圧制御において、高μ路にあっては、制動力不足が生じることのないようにしながら、低μ路にあっては、走行安定性を確保するとともに作動音・振動を抑えて製品品質の向上を図ることを可能とすること。【解決手段】 制御手段eがABS制御を行うにあたり増圧処理を実行する際には、初回に急増圧を行った後、さらに増圧が必要な場合、多段階に少しずつ増圧させる緩増圧制御を行うよう構成されているブレーキ制御装置において、緩増圧制御の実行時には、路面摩擦係数検出手段fの検出に基づいて、路面摩擦係数が大きいほど1回あたりの増圧量を大きく、路面摩擦係数が小さいほど1回あたりの増圧量を小さく制御するよう制御手段eを構成した。
請求項(抜粋):
車両の各輪を制動するホイルシリンダのブレーキ液圧を、それぞれ独立して制御可能に構成されたブレーキユニットと、各車輪速を検出する車輪速センサを含む走行状態検出手段と、この走行状態検出手段からの入力に基づいて、制動時にブレーキユニットによりブレーキ液圧を減圧・保持・増圧させることで車輪ロックを防止できる範囲で最大制動力を得るABS制御を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段が、ブレーキ液圧の増圧処理を実行する際には、初回に急増圧を行った後、さらに増圧が必要な場合、多段階に少しずつ増圧させる緩増圧制御を行うよう構成されているブレーキ制御装置において、前記走行状態検出手段には、路面の摩擦係数を検出する路面摩擦係数検出手段が含まれ、前記制御手段は、前記緩増圧制御の実行時には、前記路面摩擦係数検出手段の検出に基づいて、路面摩擦係数が大きいほど1回あたりの増圧量を大きく、路面摩擦係数が小さいほど1回あたりの増圧量を小さく制御するよう構成されていることを特徴とするブレーキ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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