特許
J-GLOBAL ID:200903082315270369

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-233178
公開番号(公開出願番号):特開2004-069272
出願日: 2002年08月09日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】液戻し孔27aに異物が詰まった時に、その異物を容易に取り除くことができ、且つ実際に液戻し孔27aが目詰まりしているかどうかを確認できること。【解決手段】気液分離された液冷媒を貯留するタンク室18の下端側内部には、雌ねじリング24がろう付けされ、この雌ねじリング24に対し下側キャップ23が着脱可能に締め付け固定される。この下側キャップ23には、タンク室に貯留された液冷媒を凝縮器へ戻すための液戻し孔27a(φ1.0 ±0.1 )を有するサブキャップ27が固定されている。この構成によれば、タンク室を形成するタンク本体に対して下側キャップ23の着脱が可能であるため、サブキャップ27に設けられた液戻し孔27aに異物が詰まった時に、下側キャップ23と共にサブキャップ27をタンク本体から取り外すことにより、異物を容易に取り除くことができる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
圧縮機から吐出された冷媒を凝縮させる熱交換部を有する凝縮器と、 冷媒を気液分離して液冷媒を貯留する気液分離器と、 前記圧縮機から吐出された冷媒の一部を前記熱交換部の上流から前記気液分離器に導入するバイパス通路と、 前記凝縮器で凝縮される液冷媒の一部を分岐させて前記気液分離器に導入する分岐通路と、 前記気液分離器で気液分離されたガス冷媒を前記熱交換部に戻すガス戻し通路と、 前記気液分離器で気液分離された液冷媒を前記熱交換部に戻す液戻し通路とを有し、 前記圧縮機より吐出される冷媒の過熱度に応じて前記気液分離器内に溜まる液冷媒量を調整する冷凍サイクル装置であって、 前記気液分離器は、気液分離した液冷媒を貯留するためのタンク室を形成するタンク本体と、前記タンク室の下端開口部を着脱可能に閉塞する下側キャップと、この下側キャップに固定されて前記タンク室に挿入されるサブキャップとを備え、 前記タンク本体は、気液分離された液冷媒を流出させる流出口を有し、この流出口が前記タンク室の内周面に開口して設けられ、 前記サブキャップは、前記流出口より上方にシール部材を介して配置され、且つ前記タンク室に貯留された液冷媒を前記流出口に供給する液戻し孔が設けられ、この液戻し孔によって前記流出口から流出する冷媒流量を規制していることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (4件):
F25B1/00 ,  B60H1/32 ,  F25B39/04 ,  F25B43/00
FI (7件):
F25B1/00 101J ,  F25B1/00 101G ,  B60H1/32 613A ,  B60H1/32 613E ,  F25B39/04 S ,  F25B43/00 N ,  F25B43/00 V
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 冷媒凝縮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-185250   出願人:株式会社ボッシュオートモーティブシステム
  • 冷凍サイクル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-064942   出願人:日本電装株式会社
  • 受液器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-257871   出願人:日本軽金属株式会社
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