特許
J-GLOBAL ID:200903082324979915

回転電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027997
公開番号(公開出願番号):特開平10-225034
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 かご形巻線に銅を用いても、簡単かつ確実にかご形巻線の形成が可能で、これにより充分に二次抵抗損失が抑えられ、高トルクで高効率の電動機を容易に得ることができるようにした回転電機の回転子を提供する。【解決手段】 回転子鉄板5bの積層体からなる回転子鉄心5aの、かご形巻線収納用のスロッ孔5c内に、予め、このスロット5cよりも細い導体バー7aを挿入し、その後、鋳型を用いて低圧鋳造によりエンドリング7cと共に、導体バー7aとスロット5cの隙間にも鋳込み材7dが満たされた状態で、エンドリング7cが形成されるようにしたものにおいて、導体バー7aの端部7eをテーパー状にした上で、孔fを設けておき、鋳造に際してエンドリング7cと導体バー7aの端部7eとが強固に接合されるようにした。
請求項(抜粋):
全閉形のスロットを有する回転子鉄心に、スロット内導体とエンドリングからなるかご形巻線を備えた回転電機の回転子において、上記スロット内導体が、上記スロット内に予め挿入した導体バーと、上記スロット内で上記導体バーとの間の空隙部分に後から溶融状態で充填した導電性材料とで形成され、上記エンドリングの少なくとも一方が、上記導電材料の充填時、同じ導電材料で鋳型により、上記導体バーの端部を鋳込んで同時に形成され、上記導体バーの少なくとも上記エンドリングに鋳込まれる方の端部が、中央部よりも小さい断面積となるように形成され、且つ該端部には、上記エンドリングに鋳込まれた後、抜け止めとして働く係合部が形成されていることを特徴とする回転電機の回転子。
IPC (4件):
H02K 3/04 ,  H02K 1/26 ,  H02K 15/02 ,  H02K 17/16
FI (4件):
H02K 3/04 Z ,  H02K 1/26 Z ,  H02K 15/02 J ,  H02K 17/16 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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