特許
J-GLOBAL ID:200903082537938880

被ばく線量評価方法、被ばく線量評価システムおよび被ばく線量評価プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-062314
公開番号(公開出願番号):特開2005-249667
出願日: 2004年03月05日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
【課題】 大気中に拡散した放射性核種から地表面へのクラウドシャイン被ばく線量の評価を高速で行なう。【解決手段】 本方法では、単位放射線強度の空間的広がりを持った粒子によるクラウドシャイン被ばく線量を、γ線エネルギーと、規格化水平距離と、規格化高度差と、粒子鉛直方向広がり幅と、規格化水平方向広がり幅と、をパラメータとして評価したデータベースを提供する。さらに、放射性核種粒子の拡散挙動をモンテカルロ法により直接シミュレーションし、放射性核種粒子位置に大気乱流に起因する統計的な空間広がりを持たせる手法で計算される放射性核種粒子の持つ放射線強度と、粒子の空間的広がりの中心位置ならびに粒子広がり形状とクラウドシャイン被ばく線量評価位置座標により、前記データベースに基づいて、着目する放射性核種粒子からのクラウドシャイン被ばく線量を直接評価する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
大気中に拡散した放射性核種から地表面へのクラウドシャイン被ばく線量を評価する被ばく線量評価方法において、 単位放射線強度の空間的広がりを持った粒子によるクラウドシャイン被ばく線量を、γ線エネルギーと、粒子位置とクラウドシャイン被ばく線量評価点位置の水平方向距離を粒子の水平方向広がり幅で除してなる規格化水平距離と、粒子位置とクラウドシャイン被ばく線量評価点位置の鉛直方向距離を粒子の鉛直方向広がり幅で除してなる規格化高度差と、粒子の空間的広がり形状を規定する粒子鉛直方向広がり幅と、粒子の水平方向広がり幅を粒子鉛直方向広がり幅で除してなる規格化水平方向広がり幅と、をパラメータとして評価したデータベースを提供するデータベース提供ステップと、 放射性核種粒子の拡散挙動をモンテカルロ法により直接シミュレーションする拡散挙動シミュレーションステップと、 その放射性核種粒子位置に大気乱流に起因する統計的な空間広がりを持たせる手法で計算される放射性核種粒子の持つ放射線強度と、粒子の空間的広がりの中心位置ならびに粒子広がり形状とクラウドシャイン被ばく線量評価位置座標により、前記データベースに基づいて、着目する放射性核種粒子からのクラウドシャイン被ばく線量を直接評価する被ばく線量評価ステップと、 を有することを特徴とする被ばく線量評価方法。
IPC (2件):
G01T1/16 ,  G06F19/00
FI (2件):
G01T1/16 A ,  G06F19/00 110
Fターム (8件):
2G088EE08 ,  2G088EE25 ,  2G088FF04 ,  2G088FF18 ,  2G088FF19 ,  2G088KK24 ,  2G088KK33 ,  2G088LL05
引用特許:
審査官引用 (3件)

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