特許
J-GLOBAL ID:200903082624095350

浄水場の凝集剤注入制御システム及びアルカリ剤注入制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-151888
公開番号(公開出願番号):特開2005-329359
出願日: 2004年05月21日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】制御パラメータの補正やデータの学習等の煩雑な処理を不要にし、薬品注入率を最適に制御可能とする。 【解決手段】処理水濁度や混和池pH、浄水池pHが所定範囲になるように凝集剤・前アルカリ剤、後アルカリ剤注入率を演算制御する注入制御装置50が、水質データを時系列的に収集するデータ収集部502と、水質データ、各注入率等を記憶する記憶部505と、各注入率を目的変数とし水質データ等を説明変数とする重回帰分析により注入率演算式の制御パラメータを求める重回帰分析部506と、制御パラメータ、水質データ、注入率演算式を用いて各注入率を演算する薬品注入率演算部504とを備える。重回帰分析部506は、薬品注入点と濁度やpH計測点との距離に起因する流下遅れ時間を考慮して時間をずらした水質計測値が所定範囲内である時のデータを用いて重回帰分析を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
浄水プロセスにおける濁度を含む水質を計測する水質計と、前記水質計により計測した濁度が所定範囲になるように凝集剤注入率を制御する注入制御装置と、前記凝集剤注入率に従って凝集剤を注入する凝集剤注入装置と、を備えた浄水場の凝集剤注入制御システムであって、 前記注入制御装置が、凝集剤注入点よりも下流の計測点の処理水濁度が所定範囲になるように、凝集剤注入点よりも上流の水質データを用いて凝集剤注入率を演算するようにした凝集剤注入制御システムにおいて、 前記注入制御装置は、 前記水質計により計測した水質データを時系列的に収集するデータ収集手段と、 このデータ収集手段により収集した水質データと、過去の運転データとしての水質データ及び凝集剤注入率を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された運転データのうち、処理水濁度計測値が所定範囲内である時の凝集剤注入率を目的変数とし、かつ、水質データを説明変数として重回帰分析を行うことにより、凝集剤注入率演算式の制御パラメータを演算する重回帰分析手段と、 この重回帰分析手段により演算された制御パラメータを含む前記凝集剤注入率演算式により、前記水質計により計測した水質データを用いて凝集剤注入点の凝集剤注入率を演算する薬品注入率演算手段と、を備え、 前記重回帰分析手段は、凝集剤注入点と処理水濁度計測点との間の距離に起因する流下遅れ時間を考慮して時間をずらした処理水濁度計測値が所定範囲内である時のデータを用いて重回帰分析を行うことを特徴とする浄水場の凝集剤注入制御システム。
IPC (1件):
C02F1/52
FI (1件):
C02F1/52 Z
Fターム (10件):
4D015BA19 ,  4D015BA21 ,  4D015BB05 ,  4D015CA14 ,  4D015DC02 ,  4D015EA03 ,  4D015EA19 ,  4D015EA32 ,  4D015EA35 ,  4D015FA28
引用特許:
出願人引用 (7件)
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