特許
J-GLOBAL ID:200903082673911511

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-079692
公開番号(公開出願番号):特開平9-268906
出願日: 1996年04月02日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 油圧アクチュエータの故障時や始動時等の油圧が不十分なときでも、一定のバルブリフト特性を安定的に確保できるようにする。【解決手段】 機関と同期回転する駆動軸2の外周に、気筒毎に分割した円筒状カムシャフト3が配設され、カムシャフト3端部の第1フランジ部4と駆動軸2に固定された第2フランジ部8との間に、環状ディスク9が介在する。両者は、第1,第2ピン15,16を介して連動する。環状ディスク9は制御ハウジング10により回転自在に保持されており、その偏心位置に応じてバルブリフト特性が変化する。制御ハウジング10の位置は、油圧アクチュエータにより駆動される制御シャフト18の回転位置によって定まる。制御シャフト18の回転位置を、バルブ作動角が最小となる位置で規制するように、制御シャフト18の突起部91に対向するストッパ92が設けられている。
請求項(抜粋):
複数気筒に亙って配設され、かつ機関の回転に同期して回転する駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合し、かつ各気筒毎に分割されているとともに、それぞれが吸排気弁を駆動する複数個のカムを外周に有する円筒状のカムシャフトと、各カムシャフトの端部に鍔状に設けられた第1フランジ部と、上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上記駆動軸側に設けられた第2フランジ部と、上記両フランジ部の間にそれぞれ配設された環状ディスクと、この環状ディスクと両フランジ部との間で互いの偏心を許容しつつ回転運動を伝達するための半径方向に沿った各一対の係合溝および該係合溝に係合する各一対のピンと、上記環状ディスクを回転自在に保持するとともに、円形のカム嵌合孔およびブッシュ嵌合孔が開口形成された制御ハウジングと、内周面が固定シャフトの外周に回転可能に嵌合するとともに、外周面が上記制御ハウジングのブッシュ嵌合孔に回転可能に可能し、上記制御ハウジングを軸直角方向に沿って移動可能に支持する偏心ブッシュと、上記制御ハウジングのカム嵌合孔に回転可能に嵌合した偏心カムを有し、その回転によって上記制御ハウジングを軸直角方向に沿って移動させる制御シャフトと、上記制御シャフトの回転位置を変化させるように該シャフトを回転駆動するアクチュエータと、を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置において、上記制御シャフトの回転を所定の回転位置において規制するストッパ手段を、制御シャフト自体と機関本体側との間に設けたことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F02D 13/02 ,  F02D 41/22 301 ,  F16C 3/28
FI (4件):
F01L 13/00 301 A ,  F02D 13/02 G ,  F02D 41/22 301 M ,  F16C 3/28
引用特許:
審査官引用 (7件)
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