特許
J-GLOBAL ID:200903082766808940

プローブ分子が固定された検出具の処理方法及び水性処理液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-103270
公開番号(公開出願番号):特開2003-329685
出願日: 2000年12月13日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 DNAチップのブロック方法の提供。【解決手段】 担体上の荷電性反応性基Xに、一端部に反応性基Xと反応して共有結合を形成する反応性基Eを持ち、他端部に反応性基Gを持つ化合物を反応させて作成した、先端部に反応性基Gを有する連結基を備えた反応性担体に、反応性基Gと反応して共有結合を形成する反応性基Qを一端部に持つプローブ分子を接触させ、反応性基Qと反応性基Gとの反応で生成する共有結合を介して、連結基にプローブ分子を結合させることにより製造した、プローブ分子に特異的に結合する試料分子を固定するための検出具の検出特性を向上させる方法であって、検出具に対して、荷電性反応性基Xが水性媒体中で示す電荷と逆側の電荷を水性媒体中で示す荷電性化合物と接触させる処理、及び反応性基Gと反応して、その反応性基Gを不活性化する化合物を接触させる処理とを含むブロック処理を水性媒体中で施し、次に洗浄処理する方法。
請求項(抜粋):
固相担体の表面に備えられた一群の正に荷電性の反応性基Xに、一方の端部もしくはその近傍に該反応性基Xと反応して共有結合を形成する反応性基Eを持ち、他方の端部もしくはその近傍に反応性基Eと同一もしくは異なる反応性基Gを有する化合物を反応させることにより作成した、先端部もしくはその近傍に反応性基Gを有する一群の反応性連結基を備えた反応性固相担体に、該反応性基Gと反応して共有結合を形成する反応性基Qを一方の端部もしくはその近傍に持つ一群のプローブ分子を接触させることによって、該反応性基Qと反応性基Gとの反応により生成する共有結合を介して、連結基にプローブ分子を結合させることにより製造した、該プローブ分子に特異的に結合する試料分子を結合固定するための試料分子の検出具の検出特性を向上させる方法であって、該検出具に対して、水性媒体中で負の荷電性を示す荷電性化合物と接触させる処理、及び反応性基Gと反応して、その反応性基Gを不活性化する化合物を接触させる処理とを含むブロック処理を水性媒体の存在下にて施し、次いで洗浄処理を施すことからなる方法。
IPC (7件):
G01N 33/547 ,  C12N 15/09 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/543 525 ,  G01N 33/543 ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 37/00 102
FI (7件):
G01N 33/547 ,  G01N 33/53 M ,  G01N 33/543 525 E ,  G01N 33/543 525 W ,  G01N 33/543 575 ,  G01N 37/00 102 ,  C12N 15/00 F
Fターム (4件):
4B024AA11 ,  4B024CA09 ,  4B024HA14 ,  4B024HA19
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 蛋白質・核酸・酵素, 1998, Vol.43,No.13, pp.2004-2011
  • 蛋白質・核酸・酵素, 1998, Vol.43,No.13, pp.2004-2011

前のページに戻る