特許
J-GLOBAL ID:200903082842688126

缶胴用アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊田 武久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076544
公開番号(公開出願番号):特開平11-256292
出願日: 1998年03月10日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 DI缶胴用材料として、強度およびDI成形性に優れ、かつ深絞り耳率が安定して低いAl合金板の製造方法を提供する。【解決手段】 Mg0.5〜2.0%、Mn0.5〜2.0%、Fe0.1〜0.7%、Si0.05〜0.5%を含有するAl合金を鋳造後、均質化処理を施し、さらに熱間圧延にあたり、開始温度380〜580°C、終了温度200〜330°C、終了板厚1.0〜7.0mmとし、熱延終了直後の熱延板の室温までの平均冷却速度を100°C/時間以下として、室温で再結晶率90%以下、耐力70MPa以上の熱延板を得、さらに2〜25%の1次冷間圧延後、連続焼鈍もしくはバッチ焼鈍を施してから、60%以上の最終冷間圧延を行なう。
請求項(抜粋):
Mg0.5〜2.0%(重量%、以下同じ)、Mn0.5〜2.0%、Fe0.1〜0.7%、Si0.05〜0.5%を含有し、さらに必要に応じて0.005〜0.20%のTiを単独でもしくは0.0001〜0.05%のBと組合せて含有し、残部がAlおよび不可避的不純物よりなるアルミニウム合金をスラブに鋳造した後、そのスラブに対し520〜630°Cの範囲内の温度で1時間以上の均質化処理を施し、さらにスラブを熱間圧延するにあたり、380〜580°Cの範囲内の温度で熱間圧延を開始し、仕上板厚1.0〜7.0mmの範囲内まで熱間圧延して、200〜330°Cの範囲内の温度で熱間圧延を終了させ、さらに熱間圧延終了直後の200〜330°Cの範囲内の温度から室温までの平均冷却速度を1〜100°C/時間の範囲内として、再結晶率が体積率で90%以下、耐力が70MPa以上の熱延板を得、その後2〜25%の範囲内の圧延率で1次冷間圧延を行ない、さらに1〜100°C/秒の範囲内の平均昇温速度で330〜620°Cの範囲内の温度に加熱して保持なしもしくは10分以下の保持を行なって、1〜100°C/秒の範囲内の平均冷却速度で冷却する連続焼鈍を施し、その後さらに60%以上の圧延率で最終冷間圧延を行なうことを特徴とする、缶胴用アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (15件):
C22F 1/04 ,  C22C 21/00 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694
FI (18件):
C22F 1/04 C ,  C22C 21/00 L ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 673 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 683 ,  C22F 1/00 684 A ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 B ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 B ,  C22F 1/00 694 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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