特許
J-GLOBAL ID:200903082912496017

溶接熱影響部靭性の優れた構造用耐火鋼板の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-225396
公開番号(公開出願番号):特開平10-068018
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 溶接熱影響部靭性が優れ、土木、建築等の陸上構造物や海洋構造物の構造部材として有利的に使用できる構造用耐火鋼板の製造法の提供。【解決手段】 重量%で、C:0.03〜0.2%、Si:0.6%以下、Mn:0.6〜2.0%、S:0.030%以下、Mo:0.2〜0.7%、Al:0.02%以下、Ti:0.02%以下、O:0.001〜0.01%、N:0.01%以下を含み、残部がFe及び不可避的不純物から成る化学組成を有し;且つ、酸化物からなり、大きさが1〜10μmの分散粒子が鋼マトリックス中に1mm2あたり4個以上の平均密度で分散しており、該酸化物が、原子%で、Mn:5〜50%、(Al+Ti):50〜95%を含み、全部で100%となる化学組成の酸化物構成元素を含む;鋼片を、1000〜1280°Cに加熱後圧延を開始し、Ar3点以上で圧延を終了した後、得られた鋼板を室温まで放冷又は3°C/秒以上の鋼板表面冷却速度で700°C以下の温度まで加速冷却した後室温まで放冷して、鋼板とする。
請求項(抜粋):
重量%でC : 0.03〜0.2%Si: 0.6%以下Mn: 0.6〜2.0%S : 0.030%以下Mo: 0.2〜0.7%Al: 0.02%以下Ti: 0.02%以下O : 0.001〜0.01%N : 0.01%以下を含み、残部がFe及び不可避的不純物から成る化学組成を有し;且つ、酸化物からなり、大きさが1〜10μmの粒子が鋼マトリックス中に1mm2あたり4個以上の平均密度で分散しており、該酸化物が、原子%で、Mn:5〜50%(Al+Ti):50〜95%を含み、全部で100%となる化学組成の酸化物構成元素を含む;鋼片を、1000〜1280°Cの温度域に加熱後圧延を開始し、Ar3点以上で圧延を終了した後、得られた鋼板を室温まで放冷又は3°C/秒以上の鋼板表面冷却速度で700°C以下の温度まで加速冷却した後室温まで放冷することを特徴とする溶接熱影響部靭性の優れた構造用耐火鋼板の製造法。
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 B ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (3件)

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