特許
J-GLOBAL ID:200903083012804294

脆性構築体用の高圧注入器具及びそれを用いた高圧注入工法並びに固定用薬液の漏斗治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西森 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-041942
公開番号(公開出願番号):特開2002-242446
出願日: 2001年02月19日
公開日(公表日): 2002年08月28日
要約:
【要約】【課題】 接着用薬剤の充填とアンカーの設置を可能とする脆性構築体用の高圧注入器具を提供する。【解決手段】 高圧注入器具10は、概略的に、細長いパイプ部材12と、パイプ部材12の一端側に固定されるニップル部材14と、パイプ部材12の他端側に別部品として固定される逆止弁部材16と、そして、パイプ部材12の中間部外周に取り付けられるスポンジ部材18とを含んで構成されている。よって、高圧注入器具10は、 亀裂、ひび割れ、隙間等の空間部が発生している世界遺産や明治以来のレンガ建物のような脆性構築体に薬液注入用穴を形成し、薬液注入用穴を介して当該空間部及び脆性構築体に接着性薬液を高圧で注入することができる。
請求項(抜粋):
亀裂、ひび割れ、隙間等の空間部が発生している脆性構築体に薬液注入用穴を形成し、薬液注入用穴を介して当該空間部及び/又は脆性構築体に接着性薬液を高圧で注入する際使用する脆性構築体用の高圧注入器具であって、接着用薬剤を通す中央孔を持ち、前記薬液注入用穴の内径よりも小さな外径を有する細長いパイプ部材と、前記パイプ部材の中央孔一端側に設けられ、薬液注入ポンプに流体的に接続可能なニップル部材と、前記ニップル部材の内部に組み込まれ又は前記パイプ部材の中央孔他端側に別部品として設けられ、該パイプ部材の中央孔を通過して前記薬液注入用穴の奥側に注入される薬液の逆流を阻止する逆止弁手段と、そして、前記パイプ部材の中間部外周に取り付けられ、前記薬液注入用穴の内径よりも大きな直径を有し且つ容易にそれよりも小さな直径に変形可能な固定用薬液の封止部材と、を含んで構成されてなることを特徴とする脆性構築体用の高圧注入器具。
Fターム (2件):
2E176AA01 ,  2E176BB17
引用特許:
審査官引用 (6件)
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