特許
J-GLOBAL ID:200903083205186997

脱塩乳類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098001
公開番号(公開出願番号):特開2001-275562
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】【課題】 軟化処理と電気透析を組み合わせた脱塩乳類の製造方法において、プロセス全体からの廃液量を減少させて廃液処理にかかる設備やコストを低減させ、また、廃液の環境に対する影響を少なくすることができ、しかも処理する乳類の1価/2価カチオン比率やナノフィルトレーション濃縮の組み込み順序が制限されること無く、電気透析とイオン交換樹脂の組み合わせに軟化処理を付加した脱塩方法の効率的運転を達成すること。【解決手段】 原料乳類を軟化処理した後に電気透析にかけて脱塩することによって脱塩乳類を製造するに際して、軟化処理に用いた軟化用イオン交換樹脂の再生剤として、軟化用イオン交換樹脂の再生廃液から多価カチオンを不溶解物として除いた溶液中の成分と、電気透析で得られた濃縮塩水としての塩水中の成分とを合わせたものを用いる。
請求項(抜粋):
原料乳類を、軟化処理の後、電気透析処理を行って脱塩乳類を製造する方法において、(1)原料乳類を軟化用のイオン交換樹脂と接触させて、原料乳類中にある2価カチオンを1価カチオンと交換する軟化処理工程と、(2)軟化処理された原料乳類を電気透析にかけて脱塩し、脱塩された乳類と、濃縮塩水を得る電気透析処理工程と、(3)軟化処理に用いたイオン交換樹脂に再生剤を接触させて、イオン交換樹脂を再生するとともに、再生廃液を得る再生処理工程と、(4)再生廃液にアルカリを添加して、再生廃液中の2価イオンを不溶解物として除去した再生廃液処理液を得る再生廃液処理工程と、(5)再生廃液処理液中の1価カチオンを含む成分と、濃縮塩水中の1価カチオンを含む成分とを合わせて、軟化用のイオン交換樹脂の再生剤の成分の少なくとも一部として再生処理工程に供給する再生剤供給工程とを有することを特徴とする脱塩乳類の製造方法。
IPC (7件):
A23C 9/146 ,  A23C 9/144 ,  A23C 9/148 ,  B01D 61/44 500 ,  B01J 39/04 ,  B01J 41/04 ,  B01J 49/00
FI (7件):
A23C 9/146 ,  A23C 9/144 ,  A23C 9/148 ,  B01D 61/44 500 ,  B01J 39/04 H ,  B01J 41/04 H ,  B01J 49/00 D
Fターム (13件):
4B001AC06 ,  4B001AC99 ,  4B001BC99 ,  4B001EC01 ,  4B001EC05 ,  4B001EC06 ,  4B001EC99 ,  4D006GA17 ,  4D006KA41 ,  4D006KB11 ,  4D006PA01 ,  4D006PB14 ,  4D006PC14
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)

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