特許
J-GLOBAL ID:200903083408194782

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-193504
公開番号(公開出願番号):特開平9-042011
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】蒸発燃料(エバポガス)の濃度の推定を迅速且つ正確に行い、引いては安定した空燃比フィードバック制御を行う。【解決手段】燃料タンク7には蒸発燃料を吸着するキャニスタ13が接続され、同キャニスタ13とエンジン1の吸気管2とを連通する放出通路15にはパージ弁16が配設されている。CPU21は、フィードバック補正係数の過去数回分のデータの平滑化によりなまし値を算出し、そのなまし値の燃料増量側又は燃料減少側への変化度合に基づいてエバポ濃度を推定する。また、CPU21は、フィードバック補正係数、及びエバポ濃度(エバポ補正係数)に応じてインジェクタ4による燃料噴射量を調量する。かかる場合、CPU21は、エバポ濃度の増減変化量に応じてフィードバック補正係数の変化量を予測し、その変化予測値に対応するフィードバック補正係数の収束時期に前記なまし値の収束時期を近づけるべく、当該なまし値を修正する。
請求項(抜粋):
燃料タンクにて発生する蒸発燃料をキャニスタにて吸着させると共に、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を内燃機関の吸気系に放出する蒸発燃料放出機構と、前記蒸発燃料放出機構による蒸発燃料の放出量を調節するための燃料放出量調節手段と、前記内燃機関に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、前記空燃比センサにより検出された空燃比と目標空燃比との偏差をなくすための空燃比補正値を算出する空燃比補正値算出手段と、前記空燃比補正値算出手段により算出された空燃比補正値の過去数回分のデータの平滑化により空燃比平均値を算出する空燃比平均値算出手段と、前記燃料放出量調節手段による蒸発燃料の放出時に、前記空燃比平均値算出手段により算出された空燃比平均値により実際の濃度値を推定する濃度推定手段と、前記空燃比補正値算出手段により算出された空燃比補正値、及び濃度推定手段により推定された蒸発燃料の濃度に応じてインジェクタによる燃料噴射量を調量する空燃比制御手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記濃度推定手段による蒸発燃料の濃度の増減変化量に応じて、前記空燃比補正値算出手段による空燃比補正値の変化量を予測する変化量予測手段と、前記変化量予測手段により予測された空燃比補正値の変化量に対応する当該空燃比補正値の収束時期に前記空燃比平均値の収束時期を近づけるべく、当該空燃比平均値を修正する空燃比平均値修正手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310 ,  F02M 25/08 301
FI (3件):
F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/14 310 C ,  F02M 25/08 301 J
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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