特許
J-GLOBAL ID:200903083586061460

異なる命令特性を持つ複数のCPUによって構成される計算機システムの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-160121
公開番号(公開出願番号):特開平6-348664
出願日: 1993年06月04日
公開日(公表日): 1994年12月22日
要約:
【要約】【構成】 CPUグループ2のCPU9等とCPUグループ3のCPU12等とは同一の命令構成を持つが、前者は科学演算処理にかかる命令を高速に実行でき、後者は文字処理にかかる命令を高速に実行できる如き、命令特性が異なる。作成手段16で作成したプログラムの実行要求時、利用者からのCPUグループの指定を指示手段15を通じて実行手段4に通知する。実行手段4は、そのCPUグループ指定に従って、該当するCPUグループ2,3 の割り当て手段5,6 に実行を要求し、割り当て手段5,6 は要求されたプログラムを自グループ内のCPUに割り当てて実行させる。CPUグループを指定しないプログラムの場合、実行手段4は任意のCPUグループの割り当て手段5,6 に実行を要求する。【効果】 特性の異なるプログラムを、それに合致するCPU上で高速に実行できる。またプログラムは同一の命令構成で記述でき、場合によっては何れのCPUでも実行できる。
請求項(抜粋):
命令特性は異なるが、同一の命令構成を持つ複数のCPUを、命令特性毎に分類し、同一特性のCPUの集まりをCPUグループとしたとき、各CPUグループ毎に存在し、実行要求のあったプログラム実行単位を自CPUグループを構成するCPUに割り当て実行させるCPU割り当て手段と、プログラム実行の際、特定のCPUグループを指定して実行要求のあったプログラム実行単位に関しては、指定されたCPUグループの前記CPU割り当て手段に対して実行を要求し、特定のCPUグループの指定の無いプログラム実行単位に関しては、任意のCPUグループの前記CPU割り当て手段に対して実行を要求するCPUグループ選択実行手段と、プログラムの実行を前記CPUグループ選択実行手段に対して指示する際に、併せてプログラム実行単位に関するCPUグループの指定を行うプログラム実行指示手段とを備えることを特徴とする異なる命令特性を持つ複数のCPUによって構成される計算機システムの制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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