特許
J-GLOBAL ID:200903083612981203

スイッチ可能なボリュームホログラム物質および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-508887
公開番号(公開出願番号):特表2000-515996
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 2000年11月28日
要約:
【要約】新規な光重合性材料は、電気的に制御されることができる性質を有する体積ホログラムを一段法で迅速に記録することを可能にする。この材料は、ネマチック液晶と多官能性ペンタアクリレートモノマーの均質混合物を、光開始剤、補助開始剤及び架橋剤と共に含んでいる、ポリマー分散された液晶(PDLCs)のための新規組成物である。好ましい成分及び濃度はモノマージペンタエリトリトールヒドロキシペンタアクリレート、10〜40重量%の液晶E7、5〜15重量%の架橋用モノマ-N-ビニルピロリドン、10-3〜10-4gモルの補助開始剤N-フェニルグリシン、及び10-5〜10-6gモルの光開始剤ローズベンガルである。約6重量%の界面活性剤オクタン酸も添加されてもよい。PDLC材料は材料の内側に干渉パターンを生じるようにコヒーレント光で露光される。新規PDLC材料の光重合は明瞭に分離された液晶ドメインと硬化ポリマーのホログラムを生じる。新規PDLC材料を使用して製造された体積透過型回折格子はほぼ100%の回折効率とほぼ0%の回折効率の間で電気的にスイッチングできる。スイッチング電圧の周波数を増加させることによって、50Vrmsの範囲のスイッチング電圧が達成できる。界面活性剤の使用は界面活性剤無しよりも低い周波数において低いスイッチング電圧を可能にする。代替の態様においては、新規PDLC材料はスイッチング可能な反射型回折格子を含めて反射型回折格子を形成するのに使用することができる。更に別の態様においては、新規光重合性材料はスイッチング可能な波長未満の回折格子を形成するのに使用できる。更にプロセッシングによって、スタティック透過反射、及び波長未満のPDLC材料を形成することができる。
請求項(抜粋):
1. ポリマー分散された液晶材料が、露光前に、 (a)[ジペンタエトリトトール ヒドロキシペンタアクリレートを含んでいる]重合性モノマー; (b)液晶; (c)架橋用モノマー; (d)補助開始剤;及び (e)光開始剤色素を含んでいる、このポリマー分散された液晶材料の内側に干渉パターンを露光させることによって形成された反射ホログラム[回折格子]。
IPC (5件):
G03H 1/02 ,  C08F 2/48 ,  C08F220/20 ,  G02B 5/32 ,  C09K 19/54
FI (5件):
G03H 1/02 ,  C08F 2/48 ,  C08F220/20 ,  G02B 5/32 ,  C09K 19/54 Z
引用特許:
審査官引用 (16件)
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