特許
J-GLOBAL ID:200903083811449111

ハロゲン化銀写真感光材料及びその処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133537
公開番号(公開出願番号):特開平10-319529
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 赤色光波長域で高感度、残色汚染が無く、現像安定性に優れた感光材料及びその処理方法の提供。【解決手段】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀粒子が塩化銀含有率50モル%以上であり、一般式(1)、(2-a)、(2-b)、(3)、(4-a)、(4-b)又は(5)で表される化合物(分光増感色素)から選ばれる1種を含有し、かつ一般式(A)、(B)、(C)で表される化合物(ヒドラジン系造核剤)から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料及び該ハロゲン化銀写真感光材料を現像液の補充量が225ml/m2以下で処理することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層のハロゲン化銀粒子が塩化銀含有率50モル%以上であり、下記一般式(1)で表される分光増感色素を含有し、かつ下記一般式(A)、(B)、(C)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】〔式中、R11、R12、R13及びR14は、各々、置換又は無置換の脂肪族基を表し、R12及びR14の少なくとも一方は水可溶化基を置換する、V11、V12、V13、V14、V15、V16、V17及びV18は各々、水素原子又は置換基を表し、V11とV12、V12とV13、V13とV14、V15とV16、V16とV17及びV17とV18の間で各々、縮合環を形成してもよく、但し、V11〜V14並びにV15〜V18は各々、加算したハメットσp値の総和が0.12より大きくなる置換基であり、L11、L12、L13、L14及びL15は各々、メチン基を表し、M11は分子内の総電荷を相殺させるに必要なイオンを表し、l11は分子内の総電荷を相殺させるに必要なイオンの数を表す。〕【化2】〔式中、R1はアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表し、L1は電子吸引性基を有する2価の連結基を表し、Y1はアニオン性基またはヒドラジンの水素原子と分子内水素結合を形成するノニオン性基を表す。〕【化3】〔式中、R2はアルキル基、アリール基またはヘテロ環基を表し、L2は2価の連結基を表し、Y2はアニオン性基またはヒドラジンの水素原子と分子内水素結合を形成するノニオン性基を表す。〕【化4】〔式中、X3はベンゼン環に置換可能な基を表し、R3はアルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基またはアミノ基を表し、Y3はアニオン性基またはヒドラジンの水素原子と分子内水素結合を形成するノニオン性基を表す。m3は0〜4の整数であり、n3は1または2である。n3が1のときR3は電子吸引性基を有する。〕
IPC (4件):
G03C 1/20 ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 5/29 501 ,  G03C 5/31
FI (4件):
G03C 1/20 ,  G03C 1/06 501 ,  G03C 5/29 501 ,  G03C 5/31
引用特許:
審査官引用 (4件)
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