特許
J-GLOBAL ID:200903083941879037

過熱水蒸気による廃棄物などの処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-378867
公開番号(公開出願番号):特開2004-209314
出願日: 2002年12月27日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】高温の過熱水蒸気により廃棄物などを再資源化・エネルギー化・無害化する方法を提供する。【解決手段】300°C以上の略常圧の過熱水蒸気を大気雰囲気から遮蔽された容器内で、廃棄物に接触させ、過熱水蒸気の熱エネルギー、反応活性および過熱水蒸気の冷却による凝縮作用を利用し、有機性廃棄物を熱分解ガス化し、水性ガス化して、発電などに利用可能なガスに再資源化し、土壌や焼却飛灰などからダイオキシン類などを揮発、脱ハロゲン化、分解により無害化し、重金属含有廃棄物を重金属類の揮散により無害化し、重金属を濃化回収し再資源化し、熱分解ガス、気化タール、揮散ダイオキシン類と廃水蒸気とからなる混合気体のみを800°C〜1200°Cに過熱し、ダイオキシンを分解し、水性ガス化し、残留炭化物をガス化し、処理に用いた過熱水蒸気を凝縮して循環使用する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
300°C以上の常圧の過熱水蒸気を土壌、焼却灰、廃棄物などに連続的に接触させ、該廃棄物などのうち有機性廃棄物をガス化、乾燥および炭化して減容すると共に、土壌、焼却灰、廃棄物などから含有のダイオキシン類などの有機ハロゲン化合物を揮散、分解し、あるいは、土壌、焼却灰、廃棄物などから含有の重金属を揮散、回収する方法において、高い熱エネルギーと高い反応活性と高い凝縮性を有する過熱水蒸気を土壌、焼却灰、廃棄物などに接触することにより、有機性廃棄物を灰分などの無機系残滓を除いて熱分解によりガス化、気化タール化、並びに、炭化し、臭気成分を含む炭化水素主体の熱分解ガスおよび気化タールを水性ガス化すると共に、土壌、焼却灰、廃棄物などに含有される重金属およびダイオキシン類などの有機ハロゲン化合物のうち、ダイオキシン類などの有機ハロゲン化合物などを含む排ガスを揮散、分解し、該分解プロセスで発生する排水や集塵灰中にダイオキシン類などの有機ハロゲン化合物を含ませることなく、土壌、焼却灰、廃棄物などを無害化し、かつ、重金属を揮散、凝縮して濃化させることにより土壌、焼却灰、廃棄物などを再資源化することを特徴とする過熱水蒸気による廃棄物などの処理方法。
IPC (5件):
B09C1/06 ,  B01D46/02 ,  B01D51/00 ,  B09B3/00 ,  C10J3/00
FI (9件):
B09B3/00 303P ,  B01D46/02 Z ,  B01D51/00 B ,  C10J3/00 E ,  C10J3/00 F ,  B09B3/00 303M ,  B09B3/00 303L ,  B09B3/00 303C ,  B09B3/00 303E
Fターム (25件):
4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AA07 ,  4D004AA11 ,  4D004AA12 ,  4D004AA36 ,  4D004AA41 ,  4D004AA46 ,  4D004AB03 ,  4D004AB06 ,  4D004AB07 ,  4D004AC05 ,  4D004BA03 ,  4D004CA39 ,  4D004CA48 ,  4D004CB32 ,  4D004CB33 ,  4D004CB34 ,  4D004CB36 ,  4D004CC03 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4D058JA04 ,  4D058SA20 ,  4D058UA03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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