特許
J-GLOBAL ID:200903083969789130

スペクトル生体結像方法および蛍光DNAハイブリダイゼーション方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 正悟
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-522950
公開番号(公開出願番号):特表平11-503239
出願日: 1996年12月10日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】各々が異なる発蛍光団あるいは発蛍光団の組合せでラベル付けされた多数の染色体ペイント(図9)及び/あるいは遺伝子座特定プローブを用いた蛍光 DNAハイブリダイゼーションを検出し分析するスペクトル結像方法(図5)。この方法は、立体解像度及びスペクトル解像度(図6)が共に高感度であり、発蛍光団あるいは発蛍光団(図7)の組合せを多数同時に検出可能である。本発明の方法は、人間等の核種(図10)からの蛍光彩色された完全なセットの染色体及び/あるいは多数の遺伝子座を検出するために用いられる。
請求項(抜粋):
(a)スペクトル的に映像化される試料を準備するステップ、 (b)結像分光計に光学的に繋がれた光学装置を通して前記試料を視検するステップ、なお、前記光学装置及び前記結像分光計は、 (i)コリメーター光学系を用いて前記試料のすべてのピクセルから同時に入射光を集め、 (ii)この平行入射光を複数の要素を持つ干渉計システムを介して通過させることで、まず前記光が二つのコヒーレント光線へ分割され前記干渉計内の各々異なる方向へ移動してから、前記二つのコヒーレント光線が再び結合し互いに干渉し射出光線を形成し、 (iii)検出器要素の二次元アレイを持つ検出器上に前記射出光線を集束させる焦点調節光学系を介して前記射出光線を通過させることで、測定の全持続時間に渡る各瞬間において、前記検出器要素の各々が前記試料の一つの常に同じピクセルの画像をもたらし、前記試料の実像は検出アレイの平面上に動かず、測定中のいかなる時においても前記画像は明確に認識可能であり、前記検出器要素の各々は、異なる波長で前記ピクセルによって発光される光輝度の特定の一次結合である信号を生成するが、この一次結合は瞬間的な光路差の関数であり、 (iv)前記干渉計システムの前記要素の一つあるいはいくつかを回転させるあるいは移動させることで、前記干渉計システムによって生成された前記二つのコヒーレント光線間の前記光路差が前記試料の前記ピクセルのすべてに対して同時に走査され、 (v)第一のスペクトル・キューブのデータを形成するために、記録装置を用いて前記検出器要素の各々の信号を時間の関数として記録することによって、 前記試料の各ピクセルのスペクトルを得るためのもので、 (c)数学的アルゴリズムを用いて前記第一のスペクトル・キューブのデータを解釈するステップからなる高立体解像度及び高スペクトル解像度を特徴とするスペクトル生体結像方法。
IPC (4件):
G01B 9/02 ,  G01N 21/27 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/48
FI (4件):
G01B 9/02 ,  G01N 21/27 A ,  G01N 21/64 E ,  G01N 33/48 M
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 画像のスペクトル解析の方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-226359   出願人:ヌメトリックスリミテッド
  • フーリエ分光計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-088470   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • フーリエ分光画像計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-089906   出願人:富士写真フイルム株式会社
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