特許
J-GLOBAL ID:200903083976158170

油圧ショベルのポンプ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣瀬 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072666
公開番号(公開出願番号):特開平7-259140
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 第一、第二油圧ポンプの吐出流量を制御するものでありながら、オペレータの意図に反して油圧アクチュエータの速度が変化することを防止して、操作性および作業精度を著しく向上させる。【構成】 第一、第二油圧ポンプ9、10の吸収馬力の和Wpsが目標馬力Tpsよりも小さい場合には、レバー操作量に応じて設定される要求流量Dq1、Dq2をそのまま第一、第二油圧ポンプ9、10の流量指令Cq1、Cq2とし、また、第一、第二油圧ポンプ9、10の吸収馬力の和Wpsが目標馬力Tpsよりも大きい場合には、偏差ΔPSを0にするための補正流量を各操作レバー20L、20Rの操作量に応じて分配し、該分配した補正流量を要求流量Dq1、Dq2からそれぞれ減じて第一、第二油圧ポンプ9、10の要求流量指令Cq1、Cq2とする油圧ショベルのポンプ制御装置。
請求項(抜粋):
エンジン動力で駆動する第一、第二の可変容量型油圧ポンプを備えると共に、該第一、第二油圧ポンプの吐出圧油を複数の油圧アクチュエータに供給する圧油供給経路に、操作レバーの操作量に応じて開度量が変化する方向切換弁をそれぞれ介設し、さらに、前記第一、第二油圧ポンプには、ポンプ吐出流量を制御するポンプ制御装置を連繋してなる油圧ショベルにおいて、前記ポンプ制御装置に、第一、第二油圧ポンプの吐出圧油の圧力をそれぞれ検出する第一、第二圧力検出手段と、第一、第二油圧ポンプの斜板位置をそれぞれ検出する第一、第二斜板位置検出手段と、エンジンの回転数を検出する回転数検出手段と、前記圧力検出手段、斜板位置検出手段および回転数検出手段の出力に基づいて第一、第二油圧ポンプの吸収馬力の和を演算する吸収馬力演算手段と、前記吸収馬力の和が予め設定した目標馬力よりも小さい場合に、操作レバーの操作量に応じて設定される第一、第二ポンプ要求流量をそれぞれの流量指令として出力する流量指令出力手段と、前記吸収馬力の和が予め設定した目標馬力よりも大きい場合に、吸収馬力の和を目標馬力とするための補正流量を演算する馬力補償手段と、該演算した補正流量を、前記第一、第二ポンプ要求流量の和に対する各ポンプの要求流量の比に基づいて分配する補正流量分配手段と、該分配した補正流量を、前記第一、第二ポンプ要求流量からそれぞれ減じて各ポンプの要求流量指令とする要求流量補正手段とを設けたことを特徴とする油圧ショベルのポンプ制御装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  F15B 11/00 ,  F15B 11/17
FI (3件):
F15B 11/00 N ,  F15B 11/00 M ,  F15B 11/16 A
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (3件)

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