特許
J-GLOBAL ID:200903084019695179

ディスパッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-154460
公開番号(公開出願番号):特開2008-305351
出願日: 2007年06月11日
公開日(公表日): 2008年12月18日
要約:
【課題】複数のプロセッサに対応付けられたティックタイマの割込み回数をプログラムのタイムスライスに応じて制御し、不要な割込みを防止してシステムの処理能力を向上するディスパッチ装置を得ること。【解決手段】ティックタイマ104〜107の定周期割込みの数をカウントしてタイムスライスを計測し、計測が終了したタイムスライスのプログラムを実行したプロセッサ100〜103に対応するランキュー記憶領域120〜123に登録された実行待ちプログラムのタイムスライスに基づき当該ティックタイマ104〜107の定周期割込みのティック値を選択し、選択したティック値を当該ティックタイマ104〜107に設定して定周期割込みのティック値を変更し、当該ランキュー記憶領域120〜123の実行待ちプログラムのタイムスライスと選択したティック値に基づき定周期割込みの回数のカウント値を変更する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数のプロセッサと、これらのプロセッサに1対1に対応付けられ定周期割込みを発生させるティックタイマと、前記複数のプロセッサに対応付けられ当該プロセッサに割当てた実行待ちプログラムが登録されるランキューとを有する対称型マルチプロセッサシステムに適用され、前記ティックタイマが発生する定周期割込みの回数をカウントして当該プロセッサが実行するプログラムの実行割当時間を計測して時分割で前記複数のプロセッサにプログラムを割当てるディスパッチ装置であって、 前記実行割当時間の計測が終了すると、計測が終了した実行割当時間のプログラムを実行していたプロセッサに対応するランキューに登録されたすべての実行待ちプログラムの実行割当時間に基づいて当該ティックタイマが発生する定周期割込みの発生周期を選択し、選択した発生周期を当該ティックタイマに設定して定周期割込みの発生周期を変更するとともに、当該ランキューに登録されている各実行待ちプログラムの実行割当時間および選択した発生周期に基づいて定周期割込みの回数のカウント値を変更するタイムスライス管理部、 を備えることを特徴とするディスパッチ装置。
IPC (1件):
G06F 9/48
FI (1件):
G06F9/46 452E
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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