特許
J-GLOBAL ID:200903084186712743

パイロット油着火ガスエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  渡邊 隆 ,  青山 正和 ,  鈴木 三義 ,  西 和哉 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-326134
公開番号(公開出願番号):特開2005-090381
出願日: 2003年09月18日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 着火燃焼を確実に行え、かつ安定した燃焼運転が可能であり、窒素酸化物の排出を低減すると共に熱効率を向上させる。【解決手段】 パイロット油着火ガスエンジンの予燃焼室6は、液体燃料噴射弁7からパイロット油が噴射される予燃焼室主部11と、予燃焼室主部11の先端に連続され、噴口12cを介して主燃焼室4に連絡されたスロート部12とを備え、ピストンの圧縮上死点時における主燃焼室4の室内容積をVc、予燃焼室6の室内容積をVs、予燃焼室主部11の内径をD、予燃焼室主部11の室内長をL、スロート部12の内径をdとすると、予燃焼室6の容積比率({Vs/(Vc+Vs)}×100)が2.0〜10%に、予燃焼室主部11の寸法比(L/D)が0.5〜3.0に、予燃焼室主部11とスロート部12の内径比(D/d)が1.2〜3.7にそれぞれ設定されている。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
シリンダとシリンダ内で往復動するピストンとシリンダヘッドとにより区画される主燃焼室と、前記シリンダヘッドに設けられ内部を前記主燃焼室に連絡された予燃焼室とを備え、主燃焼室内に供給された気体燃料と空気との希薄混合気を前記予燃焼室内に導入して、液体燃料噴射弁から予燃焼室内に噴射されるパイロット油を圧縮着火させ、これを点火源として予燃焼室内の希薄混合気を燃焼させ、次いで予燃焼室にて燃焼した火炎を点火源として前記主燃焼室内の希薄混合気を着火燃焼させる方式のパイロット油着火ガスエンジンにおいて、 前記予燃焼室は、前記液体燃料噴射弁からパイロット油が中央に噴射される円筒状の予燃焼室主部と、該予燃焼室主部の先端に軸線を一致させて連続され、噴口を介して前記主燃焼室に連絡された円筒状のスロート部とを備え、前記ピストンの圧縮上死点時における主燃焼室内容積をVc、予燃焼室内容積をVs、予燃焼室主部の内径をD、予燃焼室主部の室内長をL、スロート部の内径をdとするとき、予燃焼室内容積の総燃焼室内容積に対する容積比率({Vs/(Vc+Vs)}×100)が2.0〜10%に、予燃焼室主部の寸法比(L/D)が0.5〜3.0に、予燃焼室主部とスロート部の内径比(D/d)が1.2〜3.7にそれぞれ設定されていることを特徴とするパイロット油着火ガスエンジン。
IPC (3件):
F02B19/10 ,  F02B19/14 ,  F02M21/02
FI (3件):
F02B19/10 P ,  F02B19/14 A ,  F02M21/02 N
Fターム (9件):
3G023AA01 ,  3G023AA05 ,  3G023AB05 ,  3G023AB08 ,  3G023AC03 ,  3G023AC07 ,  3G023AC08 ,  3G023AD13 ,  3G023AD23
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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