特許
J-GLOBAL ID:200903084195539493

溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-016480
公開番号(公開出願番号):特開2000-212710
出願日: 1999年01月26日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】本発明は、鋼帯に溶接点が多数存在しても、品質に優れためっき鋼板を安定して連続的に製造可能な溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法及び装置を提供することを目的としている。【解決手段】鋼帯の進行方向を鉛直にするシンク・ロールと、鉛直に上昇する鋼帯を上下で挟み、支える一対のサポート・ロールとを備えためっき浴に、サイズの異なる鋼帯同士を溶接で繋ぎ、連続的に供給して、該鋼帯の表面にめっきを施す熔融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、前記鋼帯同士の溶接位置がサポート・ロールを通過する直前に、前記一対のサポート・ロールの水平方向位置を、予め実験で定めた式に基づき変更することを特徴とする熔融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
請求項(抜粋):
鋼帯の進行方向を鉛直にするシンク・ロールと、鉛直に上昇する鋼帯を上下で挟み、支える一対のサポート・ロールとを備えためっき浴に、サイズの異なる鋼帯同士を溶接で繋ぎ、連続的に供給して、該鋼帯の表面にめっきを施す熔融亜鉛めっき鋼板の製造方法において、前記鋼帯同士の溶接位置がサポート・ロールを通過する直前に、前記一対のサポート・ロールの水平方向位置を、下記式に基づき変更することを特徴とする熔融亜鉛めっき鋼板の製造方法。 F=a1・t+b1・w+c1・T+d1 ...(1) B=a2・t+b2・w+c2・T+d2 ...(2)ここで、シンク・ロールに接触した側の鋼帯面を裏面(Back),反対の面を表面(Front)と定め、F及びBは、該表面に接触するサポート・ロールの移動量、Bは裏面に接触するサポート・ロールの移動量である。また、a1,a2,b1(=α・L1),b2(=β,L2),c1,c2,d1,d2は、めっき浴中に存在する機器部材に固有の定数であり、tは溶接位置より後流側の鋼帯板厚、wは溶接位置より後流側の鋼帯幅、Tはめっき浴の温度,α,βはサポート・ロール支持部材の熱膨張係数、L1,L2は各サポート・ロールの浴中浸漬深さである。
IPC (4件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/20 ,  F16C 13/00
FI (4件):
C23C 2/00 ,  C23C 2/06 ,  C23C 2/20 ,  F16C 13/00 D
Fターム (13件):
3J103AA02 ,  3J103FA15 ,  3J103FA30 ,  3J103GA02 ,  3J103GA15 ,  3J103GA52 ,  4K027AA02 ,  4K027AA22 ,  4K027AB42 ,  4K027AD17 ,  4K027AE02 ,  4K027AE11 ,  4K027AE17
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る