特許
J-GLOBAL ID:200903084312080405

物体の三次元運動測定方法および物体の三次元運動測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-000996
公開番号(公開出願番号):特開2002-206917
出願日: 2001年01月09日
公開日(公表日): 2002年07月26日
要約:
【要約】【課題】 動く物体の多数の位置情報に基づく高度な画像処理を要することなく、対象物体の三次元運動を簡単迅速に測定できるようにする。【解決手段】 対象物の三次元運動空間内の基準面に少なくとも3本の較正用ポールPa ,Pb ,Pc を直立させ、較正用ポールPa ,Pb ,Pcにそれぞれ対をなす2個の較正用光体a1,a2;b1,b2;c1,c2 を設け、較正用ポールPa ,Pb ,Pcの各設置点A,B,Cについて、長さKxの線分ABと長さKyの線分ACが設置点Aで直交するように設定し、それぞれ既知の焦点距離Fx ,Fy をもつ2基のPSDカメラで較正用光体a1,a2;b1,b2;c1,c2を撮像しながら、両カメラの各光軸を三次元運動空間座標軸X,Yに合わせて座標軸原点から距離Lx ,Ly をおいて設置し、対象物を撮像した際の2基のPSDカメラの出力信号と上記Kx ,Ky,Fx ,Fy ,Fx ,Fy を基に対象物の運動位置を演算し測定する。
請求項(抜粋):
三次元運動する対象物の運動領域を含む三次元空間内に基準面を設定し、この基準面上に少なくとも3本の較正用ポールPa ,Pb ,Pc を直立させ、これら較正用ポールPa ,Pb ,Pcの前記基準面上における各設置点A,B,Cを、線分ABと線分ACがそれぞれ既知の長さKx ,Kyで且つ設置点Aで直交するように設定し、前記較正用ポールPa ,Pb ,Pcのそれぞれに前記基準面からの高さを違えて対をなす2個の較正用光体a1 ,a2 ;b1 ,b2 ;c1 ,c2 をそれぞれ設置すると共にそれらの対をなす2個の較正用光体の間の中点の前記基準面からの高さh0 を等しく設定し、焦点距離Fyが既知で前記一つの線分AB上の2本の各較正用ポールPa およびPbから等距離に置かれるPSDカメラと焦点距離Fxが既知で前記他の線分AC上の2本の各較正用ポールPa およびPcから等距離に置かれるPSDカメラの2基のPSDカメラを設置し、前記較正用ポールPa ,Pb ,Pc上の較正用光体を前記2基のPSDカメラのPSD受光面に撮像することにより、前記三次元空間内における前記対象物の位置を表すための前記三次元空間内の三次元座標軸X,Y,Zに対応する二次元座標軸を前記各PSDカメラのPSD受光面上に較正設定し、前記各PSDカメラの光軸を前記三次元座標軸X,Y,Zの原点に合わせ且つ前記各PSDカメラを前記原点からそれぞれ距離Ly ,Lx を隔てて設定し、前記対象物には位置検出用光体を設置し、前記2基のPSDカメラで同時且つ時系列的に前記対象物の位置検出用光体を撮像して得た前記対象物の時系列位置データを前記三次元座標軸X,Y,Zに対する時系列座標データに変換して前記対象物の動きを検知することを特徴とする物体の三次元運動測定方法。
IPC (2件):
G01B 11/00 ,  G06T 1/00 315
FI (2件):
G01B 11/00 H ,  G06T 1/00 315
Fターム (19件):
2F065AA04 ,  2F065BB15 ,  2F065CC16 ,  2F065FF04 ,  2F065JJ05 ,  2F065JJ16 ,  2F065LL12 ,  2F065QQ31 ,  2F065UU03 ,  5B057AA01 ,  5B057BA11 ,  5B057CA13 ,  5B057CB13 ,  5B057CC04 ,  5B057CH01 ,  5B057DA07 ,  5B057DB03 ,  5B057DC03 ,  5B057DC08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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