特許
J-GLOBAL ID:200903084335372551

図形処理装置、図形処理方法、図形処理プログラム、および、プログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 青山 葆 ,  河宮 治 ,  山崎 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-063060
公開番号(公開出願番号):特開2004-272635
出願日: 2003年03月10日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】ポリゴンの座標変換計算値に誤差が生じても正しく影付け処理を行う。【解決手段】演算部5は、視点座標変換処理装置1からの視点座標および奥行き値に基づいて、通常ポリゴンに対する隠面消去処理を行い、ピクセルメモリ6とZバッファメモリ7とを更新する。さらに、求めた各ポリゴンの奥行き値とZバッファメモリ7に格納されたZ値との比較結果に基づいて、視点から見て裏向き影ポリゴンよりも手前にあり且つ表向き影ポリゴンよりも後ろにある座標領域に対してのみ影付けを行い、ピクセルメモリ6を更新する。その結果、ポリゴンの図形データの座標変換値に誤差が生じても、影を付けたくない影ポリゴンの端部に影が付くことはない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
表示対象物における視点からの奥行きを表すZ値が各画素毎に格納されたZバッファメモリおよび各画素の色情報が記憶されたピクセルメモリを有して、光源からの光線を3次元物体が遮ることによって生じる影が付けられた影付き物体の画像を生成する図形処理装置であって、 上記3次元物体を含む各物体を構成する通常ポリゴンと上記3次元物体が光源からの光線を遮ることによって生じる影空間を規定するシャドーボリュームを構成する影ポリゴンとの図形データが入力されて、この図形データを視点座標と奥行き値とに変換し、得られた視点座標および奥行き値を、視点から見て表向きとなる表向き影ポリゴンと裏向きとなる裏向き影ポリゴンと上記通常ポリゴンとの別に出力する視点座標変換処理部と、 上記視点座標および奥行き値と上記Zバッファメモリとに基づいて、上記通常ポリゴンに対するZバッファ法による隠面消去処理を行った後に、上記視点から見て上記表向き影ポリゴンよりも後に位置し且つ上記裏向き影ポリゴンよりも手前に位置する座標領域を求め、この求めた座標領域に対応する上記ピクセルメモリにおける画素の色情報を影の色情報で更新する隠面消去・影付け処理部 を備えたことを特徴とする図形処理装置。
IPC (1件):
G06T15/60
FI (1件):
G06T15/60
Fターム (6件):
5B080AA13 ,  5B080BA02 ,  5B080CA01 ,  5B080FA02 ,  5B080GA02 ,  5B080GA11
引用特許:
審査官引用 (5件)
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