特許
J-GLOBAL ID:200903084421261533

火入れ時のコークス炉の炉体乾燥方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-096476
公開番号(公開出願番号):特開2009-249437
出願日: 2008年04月02日
公開日(公表日): 2009年10月29日
要約:
【課題】乾燥栓受け煉瓦の乾燥孔の栓詰め作業の容易化を図ると共に、石炭が乾燥栓受け煉瓦に栓詰めされた栓煉瓦へ固着する事による栓煉瓦の脱落防止を図り、また、乾燥孔の数量減を図ったコークス炉の火入れ時の炉体乾燥方法を提供すること。【手段】炭化室の炉頂部の炉壁に、炭化室と燃焼室とを連通する乾燥孔を有する乾燥栓受け煉瓦を配置し、さらに、好ましくは、石炭装入口から遠い炉壁位置の燃焼室のフリュー孔には乾燥栓受け煉瓦に換えて燃焼室のフリュー孔と炭化室の石炭装入口とを繋ぐ乾燥連絡管を炉上に設置し、炭化室でCOGあるいは軽油等を燃焼し、その燃焼排ガスを炭化室より燃焼室へ導き、炉内全体に燃焼排ガスを通気することによって炉体を乾燥し、炉体乾燥後に栓煉瓦で乾燥栓受け煉瓦の栓詰めを行い、乾燥連絡管を撤去することを特徴とするコークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
炉体の下部に蓄熱室があり、その上部に燃焼室と炭化室とが交互に配列された構造を有するコークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法において、炭化室の炉頂部の炉壁に、炭化室と燃焼室とを連通する乾燥孔を有する乾燥栓受け煉瓦を配置し、炭化室で燃料を燃焼して生成した燃焼排ガスを前記乾燥孔を通じて炭化室より燃焼室へ導き、炉内全体に燃焼排ガスを通気することによって炉体を乾燥し、炉体乾燥後に石炭装入口から栓煉瓦を乾燥栓受け煉瓦の乾燥孔に挿入して栓詰めを行うことを特徴とするコークス炉の炉体設備における火入れ時の炉体乾燥方法。
IPC (1件):
C10B 29/02
FI (1件):
C10B29/02
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (1件)
  • コークス炉の乾燥栓
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-096475   出願人:新日本製鐵株式会社

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