特許
J-GLOBAL ID:200903084479000233

伝送信号の生成方法、及び伝送信号の生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-116364
公開番号(公開出願番号):特開2001-308815
出願日: 2000年04月18日
公開日(公表日): 2001年11月02日
要約:
【要約】【課題】 デジタル直交変調器の同相信号と直交信号の演算時間の差により生じる変調特性の劣化を補償することにある。【解決手段】 デジタル直交変調器のサンプリングクロックが2倍のクロック周波数で動作するIFFT(13)を用いて伝送すべきデジタル情報信号をデジタル変調し、得られた離散直交周波数信号を出力バッファ(14)に一時記憶しつつ1つおきにデジタル直交変調器(15)に供給し、IFFTより供給される同相信号と直交信号のデジタル直交変調器における演算時のタイミング差により生じる変調信号の位相誤差の発生を抑える。
請求項(抜粋):
実数部信号と虚数部信号とを軸とする2次元平面を複数の領域に分割し、それらの分割された領域毎にその領域を指定するための中心的な位置を信号点として定めるとともに、伝送すべき第1系統乃至第m(mは2以上の整数)系統のデジタル情報信号のうち少なくとも前記第1系統のデジタル情報信号をその内容に応じて、複数の前記信号点のうちの特定の信号点に順次割り付け、その順次割り付けた各信号点における実数部信号と虚数部信号とよりなる第1の信号点情報を、第1のキャリア周波数による変調信号として、逆フーリエ変換手段に供給してデジタル変調信号を生成するとともに、前記逆フーリエ変換手段により生成された前記第1のデジタル変調信号をデジタル直交変調して、高周波信号に変換した伝送信号を生成する伝送信号の生成方法において、前記伝送すべき前記系統のデジタル情報信号に係る前記各信号点の位置に割り付けられたそれぞれの信号点情報を得る第1のステップと、その第1のステップで得られた前記系統の各信号点情報を、mの2倍より大きな数nを次数として逆フーリエ変換を行なうことにより、n個の離散同相時系列信号及びn個の離散直交時系列信号を得る第2のステップと、その第2のステップで得られた前記n個の離散直交時系列信号の偶数又は奇数番目をデジタル直交変調器に供給する第3のステップと、その第3のステップで供給された前記偶数又は奇数番目の離散直交時系列信号をデジタル直交変調して前記高周波信号を生成する第4のステップとを少なくとも有することを特徴とする伝送信号の生成方法。
Fターム (4件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD23
引用特許:
審査官引用 (4件)
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