特許
J-GLOBAL ID:200903084483112020

ループヒートパイプ用蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 洋介 ,  池田 憲保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-336824
公開番号(公開出願番号):特開2005-106313
出願日: 2003年09月29日
公開日(公表日): 2005年04月21日
要約:
【課題】構成要素の加工を容易にし、かつ、熱吸収体ウィックが熱交換媒体を吸収して外部へ移送する際の熱交換効率の向上を可能とする。【解決手段】主要構成体の筒状筐体1および管状熱吸収体ウィック2は凹凸なしの内周面を有してその加工を容易とし、中央空間の熱交換媒体液11を内周面から毛細管力で吸収して、周囲からの加熱を受ける外周面に運び、外周面から熱交換媒体蒸気12を発散するウィック2は、外周面に外周うね22を設けて筒状筐体1との間に形成する外周溝21と、外周うね22の頂上面に形成された細溝とにより熱交換媒体蒸気12の気化面積を増加させて発散を促進し、ウィック2の中央空間部分のほぼ全長にわたって、表面積の広い形状の板形状体でその側面をウィック2に密着する連絡ウィック5を備えて、ウィック2の中央空間の熱交換媒体液11を毛細管力により吸収しウィック2への移送を促進している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
凝縮器と接続し、当該凝縮器から熱交換媒体液の流入を受け、受けた熱交換媒体液を熱交換媒体蒸気に変換して前記凝縮器へ流出するループヒートパイプ用蒸発器であって、外郭をなす筒状筐体と、前記筒状筐体の内部空間にあって軸方向に長い一体成型による管状をなし、前記筒状筐体の中心軸に沿って中央空間を有すると共に毛細管力により前記熱交換媒体液を吸収する熱吸収体ウィックと、前記筒状筐体と前記熱吸収体ウィックとの間に形成され前記熱吸収体ウィックから蒸発する熱交換媒体蒸気を流出口へ導く通路となる溝と、少なくとも一枚の板形状体で形成され、前記熱吸収体ウィックの中央空間に位置して軸方向で前記熱吸収体ウィックの長さにほぼ一致する長さを有し外周近辺の表面を前記熱吸収体ウィックの内周面に密着させる密着面を有し前記凝縮器から流入を受けた熱交換媒体液を毛細管力により吸収すると共に当該熱交換媒体液を前記密着面で前記熱吸収体ウィックへ前記熱吸収体ウィックの毛細管力により移送する連絡ウィックとを備えることを特徴とするループヒートパイプ用蒸発器。
IPC (2件):
F28D15/02 ,  B64G1/50
FI (5件):
F28D15/02 103B ,  F28D15/02 E ,  F28D15/02 103E ,  F28D15/02 103J ,  B64G1/50 B
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (7件)
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