特許
J-GLOBAL ID:200903084546947577

ウエビング巻取装置及びクラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-203140
公開番号(公開出願番号):特開2004-042788
出願日: 2002年07月11日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】クラッチ機構及びトルクリミッタの双方を有しているにも関わらず、小型化、軽量化できるウエビング巻取装置及びトルクリミッタを有し、且つ、小型で薄型、軽量のクラッチ機構を得る。【解決手段】本ウエビング巻取装置10では、トルクリミッタ104の幅寸法が外歯ギヤ102の軸方向寸法未満で、回転盤140やトルクリミッタ104は全て外歯ギヤ102の半径方向に沿った外歯ギヤ102とベースプレート92の周壁96との間に配置される。しかも、パウル130や回転盤140等の部材も周壁96の半径方向に沿った周壁96とアダプタ112との間に配置され、これらの部材は、外歯ギヤ102の内側に収容される。このため、クラッチ90の厚さ寸法(軸方向寸法)は、実質的に外歯ギヤ102の軸方向寸法となり、極めて薄くなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
長尺帯状のウエビングベルトの基端部が係止された巻取軸を有し、前記巻取軸をその軸周り一方の巻取方向へ回転させることで前記巻取軸の周囲に前記ウエビングベルトを層状に巻き取り、前記ウエビングベルトを先端側へ引っ張ることで前記巻取軸を前記巻取方向とは反対の引出方向へ回転させつつ前記ウエビングベルトが引き出されるウエビング巻取装置であって、 前記巻取軸に対して同軸的且つ一体的に取り付けられた従動軸と、 自らの軸心近傍で前記従動軸が内側に配置される周壁を有し、前記従動軸に対して同軸的に相対回転可能で、且つ、駆動手段からの駆動力を受けることで前記従動軸の軸心周りに回転する原動側回転体と、 前記従動軸と前記周壁との間で前記周壁の内側に設けられ、前記原動側回転体の軸心周りに前記原動側回転体及び前記従動軸の双方に対して相対回転可能なリング状の中間回転体と、 前記中間回転体と前記従動軸の外周部との間に設けられて、前記原動側回転体の回転に連動して前記中間回転体と前記従動軸とを機械的に連結する連結部材と、 前記周壁の内周部と前記中間回転体の外周部との間に設けられて、一部が前記周壁及び前記中間回転体の何れか一方に係止されると共に、他の一部が前記周壁及び前記中間回転体の何れか他方に係合されて、前記周壁と前記中間回転体とを機械的に連結すると共に、前記中間回転体に対する前記周壁の相対的な所定値以上の回転力により前記係合が解除されるトルクリミッタと、 を備えることを特徴とするウエビング巻取装置。
IPC (1件):
B60R22/44
FI (1件):
B60R22/44 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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