特許
J-GLOBAL ID:200903084583535327

自転車用リング錠

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 幸則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-236992
公開番号(公開出願番号):特開2002-047847
出願日: 2000年08月04日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】リング錠における欠点を除去して、防水性に富み、施錠操作時、開錠操作時の危険性を除去できる自転車用錠を提供する。【解決手段】錠本体1内に、外周面にラック4を具えた閂杆3と、閂杆を常時施錠方向に付勢するばね5を嵌装し、錠本体の一側に具えた錠機構の取付け部8に、開錠用の操作摘み9を嵌着し、操作摘みと、取付け部内に設けた錠ケース10に遊嵌させたギヤ11とを一体回転するように接続し、錠ケース内に、シリンダーホルダー15を復元ばね14とともに嵌合し、ロックレバー16の外端部16’を、錠ケースの施錠ガイド溝15に挿入して、ギヤ11に設けた係合部21に嵌合させ、ロックレバーとギヤおよび操作摘みを互いに一体回転するように接続し、アイドルギヤ19を介設して、シリンダー錠機構とロックレバーと開錠用の操作摘み9の回転と閂杆3の摺動を連動させるようにした。
請求項(抜粋):
開口部を対向させた円弧形の錠本体内に、外周面にラックを具えた円弧形の閂杆を摺動自在に嵌装するとともに、該閂杆を常時施錠方向に付勢するばねを付設し、錠本体の一側に、軸線を閂杆の摺動方向と直交する方向に具えた錠機構の取付け部を設け、この取付け部の外端面に回転自在に嵌着した開錠用の操作摘みと、取付け部内に立設した円筒形の錠ケースに遊嵌させたリング形のギヤとを一体回転するように結合し、上記錠ケース内に、鍵穴を上記操作摘みの外端面に臨出させたシリンダー錠機構と該錠機構を回転可能に内蔵したシリンダーホルダーを復元ばねとともに昇降自在に嵌合し、錠ケースの側面に、先端を施錠位置とする横溝と、該横溝の他端に連続して上端部を開錠位置とする縦溝とからなるL字形の施錠ガイド溝を設け、シリンダー錠機構の内端に備えたロックレバーの外端部をシリンダーホルダーの側面から突出させるとともに上記ガイド溝に挿入して、ガイド溝から突出させたロックレバーの外端部を、前記リング形のギヤの内周面に設けた係合部に嵌合させ、該ロックレバーと上記ギヤおよび操作摘みを互いに一体回転するように接続する一方、上記ギヤと前記ラックとの間にアイドルギヤを介設して、シリンダー錠機構とロックレバーの回転と閂杆の摺動を連動させるように構成し、上記ロックレバーの外端部を前記施錠ガイド溝の開錠位置に位置させた開錠状態において、キーを介してシリンダーホルダーをシリンダー錠機構とともに押し下げ、縦溝内を降下したロックレバーの外端部が前記横溝の始端に達した時点で、前記ばねの制止が開放されて、該ばねの付勢により閂杆を自動的に施錠位置に前進せしめ、ロックレバーを横溝の先端に当接させた位置でキーを外して施錠状態をロックする。また、上記ロック状態にあるシリンダー錠機構の鍵穴にキーを差し込んで、シリンダーホルダーとシリンダー錠機構のロックを外し、前記開錠用の操作摘みを上記ばねの付勢に抗して逆回転して、ロックレバーの外端部をガイド溝の横溝の始端に到達せしめるとともに、前記アイドルギヤを逆回転させて閂杆を開錠位置に後退させ、シリンダーホルダーの底部に備えた復元ばねに付勢させて該ホルダーとシリンダー錠機構を上昇させ、ロックレバーを施錠ガイド溝の縦溝の上端に達しさせることにより、開錠状態に復帰させるようにしたことを特徴とする自転車用リング錠。
IPC (2件):
E05B 71/00 ,  B62H 5/16
FI (2件):
E05B 71/00 K ,  B62H 5/16
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 馬蹄錠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-145475   出願人:株式会社ムネタカ
  • 錠装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-162975   出願人:水野兼雄
  • 特開平2-030862
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