特許
J-GLOBAL ID:200903084645593167

既存建物用制震補強架構及びそれを用いた制震構造物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 久門 知 ,  久門 享
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-378205
公開番号(公開出願番号):特開2005-139770
出願日: 2003年11月07日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
【課題】 制震補強架構を付加して既存建物を制震補強する上で、増設の柱部分に不必要な曲げモーメントとせん断力を負担させない。 【解決手段】 既存建物のフレーム6の構面に平行に配列し、その構面内に互いに間隔を隔てて地上や基礎上に立設され、鉛直方向に複数本の支柱材21,22に分離した支柱2と、上下の支柱材21,22間に介在し、両者間の相対水平移動を許容する絶縁装置3と、同一レベルで隣接する支柱材21,21(22,22)間に架設され、両支柱材21,21(22,22)を互いにつなぐつなぎ梁4と、フレーム6の構面内の支柱材21,22間に架設されるダンパー一体型ブレース5から制震補強架構1を構成し、最下部より上に位置する支柱材22をフレーム6に接合し、ブレース5の一端を隣接する支柱材21,22の内、一方の支柱材21やそれ寄りのつなぎ梁4に接続し、他端を他方の支柱材22の直下、または直上の支柱材やそれ寄りのつなぎ梁4に接続する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
既存建物の柱・梁からなるフレームの構面外に構築され、既存建物を制震補強する制震補強架構であり、前記フレームの構面に平行に配列し、その構面内の水平方向に互いに間隔を隔てて地上、もしくは基礎上に立設され、鉛直方向に複数本の支柱材に分離した支柱と、上下に分離した支柱材間に介在し、両者間の相対水平移動を許容する絶縁装置と、同一レベルで隣接する支柱材間に架設され、両支柱材を互いにつなぐつなぎ梁と、前記構面内の支柱材間に架設される、ブレース本体にダンパーを組み込んだダンパー一体型ブレースから構成され、最下部に位置する支柱材は地盤、もしくは基礎に定着され、最下部より上に位置する支柱材は前記フレームに直接、または間接的に接合されてフレームと共に挙動し、前記ダンパー一体型ブレースの一端は前記構面内の水平方向に隣接する支柱材の内、一方の支柱材、もしくはその支柱材寄りのつなぎ梁に接続され、他端は他方の支柱材の直下、または直上の支柱材、もしくはその支柱材寄りのつなぎ梁に接続されている既存建物用制震補強架構。
IPC (2件):
E04G23/02 ,  E04H9/02
FI (3件):
E04G23/02 D ,  E04H9/02 301 ,  E04H9/02 311
Fターム (3件):
2E176AA01 ,  2E176AA07 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (3件)

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