特許
J-GLOBAL ID:200903084820310530
角速度センサ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-341043
公開番号(公開出願番号):特開2000-146595
出願日: 1998年11月13日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 小型かつ低価格でありながら、誤差の少ない信頼性の高い検出を可能にする。【解決手段】 装置筐体30内に、2つの重錘体10A,10Bを収容し、可撓性をもった接続部材20によって接続する。各重錘体は所定の自由度をもって各座標軸方向に移動できる。各重錘体には、Z軸方向に磁束φzが加えられる。励振用導電路Ly1A,Ly2Aに所定位相の交流を流し、重錘体10AをX軸方向に単振動させ、同時に、励振用導電路Ly1B,Ly2Bに所定位相の交流を流し、重錘体10BをX軸方向に単振動させる。両重錘体の振動は位相を反転させる。この状態で、各検出用導電路Kx1A,Kx2A,Ky1A,Ky2Aに生じた誘導起電力と、各検出用導電路Kx1B,Kx2B,Ky1B,Ky2Bに生じた誘導起電力とを測定し、両起電力の差により角速度を求め、和により加速度を求める。
請求項(抜粋):
XYZ三次元直交座標系において定義されるX軸、Y軸、Z軸のうちの少なくとも1軸まわりの角速度を検出する角速度センサであって、前記三次元直交座標系の空間内で運動可能な第1の重錘体および第2の重錘体と、前記2つの重錘体を収容する装置筐体と、前記2つの重錘体のそれぞれを、前記装置筐体に対して、所定の自由度をもって運動可能となるように接続する接続部材と、少なくとも所定の検出時において、前記第1の重錘体が前記X軸の正方向の速度成分をもって運動し、前記第2の重錘体が前記X軸の負方向の速度成分をもって運動するように、前記第1の重錘体および前記第2の重錘体を前記装置筐体内で運動させる駆動手段と、前記検出時に前記Y軸まわりの角速度が作用していた場合に、前記第1の重錘体に対して前記Z軸方向に作用する第1のZ軸コリオリ力を検出する第1のコリオリ力検出手段と、前記検出時に前記Y軸まわりの角速度が作用していた場合に、前記第2の重錘体に対して前記Z軸方向に作用する第2のZ軸コリオリ力を検出する第2のコリオリ力検出手段と、前記第1のZ軸コリオリ力と前記第2のZ軸コリオリ力との差に基づいて、作用したY軸まわりの角速度を求める演算手段と、を備え、少なくともY軸まわりの角速度を検出する機能をもつことを特徴とする角速度センサ。
IPC (3件):
G01C 19/56
, G01P 5/16
, G01P 9/04
FI (3件):
G01C 19/56
, G01P 5/16
, G01P 9/04
Fターム (11件):
2F105AA02
, 2F105AA03
, 2F105AA10
, 2F105BB03
, 2F105BB13
, 2F105BB15
, 2F105BB17
, 2F105BB20
, 2F105CC04
, 2F105CD03
, 2F105CD07
引用特許:
審査官引用 (8件)
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角速度センサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-308460
出願人:株式会社村田製作所
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角速度センサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-196404
出願人:日産自動車株式会社
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慣性センサー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-049519
出願人:株式会社東芝
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角速度センサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-056690
出願人:株式会社ワコー
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複合センサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-159047
出願人:日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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振動ジャイロ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-035421
出願人:昭和電線電纜株式会社
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角速度センサ及び角速度センサを用いた撮像装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-238016
出願人:キヤノン株式会社
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加速度・角速度検出装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-281032
出願人:株式会社ニコン
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