特許
J-GLOBAL ID:200903085036371693

移相器を用いた直接校正によるコリレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 竹夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-029482
公開番号(公開出願番号):特開2005-221375
出願日: 2004年02月05日
公開日(公表日): 2005年08月18日
要約:
【課題】 従来型のコリレータでは、2つの波(電磁波)の複素振幅比を高精度に求めることができるが、予め移相器を任意の位置から1周期分動かし、システムパラメータを導出する校正手順と、複素振幅比を求めるために、測定した電力値(または、そこから得られる電圧値)から、これらのシステムパラメータを含む連立方程式を解く手順が必要である。しかしながら、BPSKやQPSK復調器に要求される位相差が分かれば十分な場合、従来のコリレータのままの構成では複雑になり、復調器として必要な変換速度を満足することは困難であった。【解決手段】 本発明は、これらのコリレータを用いたシステムに要求される位相差の測定を、簡単な構成かつ安価に実現する手段を提案する。従来必要であったシステムパラメータを求めるための複雑な校正手順や、複素振幅比導出のための連立方程式を解くことなく、簡単な校正と電力値(電圧値)の比較から、直接位相差を測定する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
ポート(1) とポート(2) より成る2つの入力ポートと、残りのnポート(nは自然数)を電力測定ポートとして構成し、前記入力ポート(1) と入力ポート(2) に入力した2つの波(電磁波)a1とa2の複素振幅比を求めるようにした(2+n)ポート型コリレータであって、 前記コリレータに移相器を接続して1周期分の各電力測定ポートの出力電力、または、そこから得られる電圧を測定し、比較するための基準電力または基準電圧を決定する校正と、校正後、その出力電力と基準電力、またはその出力電圧と基準電圧との比較によって位相差を求めるようにしたことを特徴とする移相器を用いた直接校正によるコリレータ。
IPC (2件):
G01R27/28 ,  G01R25/06
FI (2件):
G01R27/28 Z ,  G01R25/06
Fターム (10件):
2G028AA01 ,  2G028CG18 ,  2G028DH15 ,  2G028FK08 ,  2G028GL03 ,  2G028GL07 ,  2G028MS02 ,  2G030AA06 ,  2G030AB03 ,  2G030AG06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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引用文献:
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