特許
J-GLOBAL ID:200903085064391322

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-331334
公開番号(公開出願番号):特開平9-170473
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 触媒内の吸着状態を考慮に入れた精度の良い空燃比制御を行う。【解決手段】 燃料噴射弁20から下流側空燃比センサ29までの制御対象をモデル化する際に、触媒モデルとして、触媒27内における流入ガス成分の吸着反応、流入ガス成分と触媒内吸着物質との酸化還元反応、触媒内吸着物質の離脱反応及び流入ガス成分の未反応部分の存在を全て考慮に入れて設定されたモデルを使用する。そして、この触媒モデルを含む制御モデルに対する現在及び過去の入出力を状態量とし、下流側空燃比センサ29で検出した触媒下流側の空燃比λR を目標空燃比λTGに制御すべく状態フィードバックを実行して燃料噴射弁20の噴射量ひいては空燃比を制御する。上記触媒モデルは、触媒27に流入・流出する量、離脱量と未反応成分量について、それぞれリーン成分とリッチ成分とを正負反対の符号で表すことで、演算処理を簡単化する。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気通路に配設され、燃料を噴射する燃料噴射手段と、内燃機関の排気通路に配設され、排出ガスを浄化する触媒と、前記触媒の下流側において排出ガスの空燃比を検出する下流側空燃比検出手段と、前記燃料噴射手段から前記下流側空燃比検出手段までの制御対象に近似して設定された制御モデルに対する現在及び過去の入出力を状態量とし、触媒下流側の空燃比を目標空燃比に制御すべく状態フィードバックを実行して前記燃料噴射手段の噴射量を演算する噴射量演算手段とを備え、前記噴射量演算手段は、前記制御モデルのうちの触媒モデルとして、前記触媒内における流入ガス成分の吸着反応、流入ガス成分と触媒内吸着物質との酸化還元反応、触媒内吸着物質の離脱反応及び流入ガス成分の未反応部分の存在を考慮に入れて設定されたモデルを使用することを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  B01D 53/87 ZAB ,  F01N 3/20 ,  F02D 45/00 324 ,  G05B 13/02 ,  G05B 13/04
FI (7件):
F02D 41/14 310 L ,  F02D 41/14 310 F ,  F01N 3/20 R ,  F02D 45/00 324 ,  G05B 13/02 A ,  G05B 13/04 ,  B01D 53/36 ZAB B
引用特許:
審査官引用 (8件)
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