特許
J-GLOBAL ID:200903085161896463

光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-013710
公開番号(公開出願番号):特開2008-181588
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】ランドとグルーブ各々に情報が記録するピットが配置されている光ディスクを読み取る光ディスク装置において、ランドとグルーブについての読み取り性能を両立させる。【解決手段】ピックアップは、発光素子、受光素子他、発光素子から光ディスクを介して受光素子に到達するまでの光学系を備える。受光素子の分割線の方向と発光素子の光が受光素子に結像するビーム形状の長軸方向との角度Δθを0にするピックアップの配置を光学設計上で暫定的に決定する。この位置関係におけるΔθを暫定的にΔθ=0とする。フォーカスエラーの0値を調整することによりフォーカスを外した状態を作り出して、読み取りができる最大のデフォーカス量であるデフォーカスマージン幅72を、複数のΔθについて測定する。ランドとグルーブについて(Δθ,デフォーカスマージン幅72)を測定し、交点73CのΔθの角度をなすよう、ピックアップの配置を修正する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
光を出力する発光素子と、 受光した光の強度を信号に変換する受光素子であって、光を受光する受光面が4つに分割された受光素子と、 情報を記録するピットがランドとグルーブ各々に配置されたDVD-RAMに前記発光素子から出力された光を導いてこの光の焦点を前記DVD-RAM表面に合わせるフォーカス駆動系を含み、前記DVD-RAMから反射した光を前記分割された受光面の中心に前記光を導く光学系と、 を有するピックアップを備えた光ディスク装置において、 前記ピックアップは、所定の位置関係、即ち、前記受光面を分割する2つの分割線のうちの1つと、前記受光面上で結像する光の像の長軸方向と、の角度θが、前記光学系の設計上θ=0となる角度θ0から角度Δθ=Δθ1×(1±5%)修正した、θ=θ0+Δθの位置関係になるよう形成されるものであって、前記受光素子が、前記光学系の設計上θ=0となる前記ピックアップの位置関係から、前記分割された受光面の中心の周りに前記Δθ回転して配置されていることにより、前記修正した位置関係になるよう形成されており、 前記角度Δθ1は、以下のΔθ2である光ディスク装置。 (A)前記ランドとグルーブのトラックに各々追従させて、前記DVD-RAMのデータを読み取りできなくなる限界のデフォーカス量の上下限マージン幅Mを、前記受光素子の信号から算出したフォーカスエラー信号の振幅Xで除算した、M/Xを、前記θの予め定めた複数の値について各々求め、 (B)前記ランド、グルーブについて(θ-θ0,M/X)をプロットし、 (C)前記(θ-θ0,M/X)のプロットした線の交点におけるθ-θ0の値をΔθ2とする。
IPC (2件):
G11B 7/135 ,  G11B 7/09
FI (2件):
G11B7/135 Z ,  G11B7/09 B
Fターム (19件):
5D118AA16 ,  5D118AA25 ,  5D118BA01 ,  5D118BB05 ,  5D118BC08 ,  5D118BC09 ,  5D118BC11 ,  5D118CA11 ,  5D118CD02 ,  5D118CF06 ,  5D118DA02 ,  5D789AA29 ,  5D789BA01 ,  5D789BB04 ,  5D789EA03 ,  5D789EC07 ,  5D789KA19 ,  5D789KA24 ,  5D789LB06
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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