特許
J-GLOBAL ID:200903085265464522

腫瘍組織で選択的に分解性を示す血中滞留性素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人特許事務所サイクス
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-049567
公開番号(公開出願番号):特開2007-099750
出願日: 2006年02月27日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
【課題】表面をポリアルキレングリコールなどで修飾したリポソームやMENDなどの脂質膜構造体を微粒子キャリアーとして用いて抗腫瘍剤や悪性腫瘍の遺伝子治療のための遺伝子を標的腫瘍細胞内に送達するにあたり、標的腫瘍細胞の内部に抗腫瘍剤や遺伝子を効率的に取り込ませる手段を提供する。【解決手段】アルコール化合物の残基とリン脂質類の残基とを含み、該アルコール化合物の残基とリン脂質の残基との間にペプチドを含むリン脂質誘導体であって、(a)該アルコール化合物が、ポリアルキレングリコール類などのアルコール化合物であり、(b)該リン脂質が、ホスファチジルエタノールアミン類、ホスファリジルコリン類、又はホスファチジルセリン類などのリン脂質であり、及び(c)該ペプチドがマトリックスメタロプロテアーゼの基質となりうる基質ペプチドを含むペプチドである(ただし、該基質ペプチドの両端又は片端には1個のアミノ酸又は2ないし8個のアミノ酸を含むオリゴペプチドが結合していてもよい)リン脂質誘導体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アルコール化合物の残基とリン脂質類の残基とを含み、該アルコール化合物の残基とリン脂質の残基との間にペプチドを含むリン脂質誘導体であって、 (a)該アルコール化合物が、ポリアルキレングリコール類、グリセリン類、及びポリグリセリン類からなる群から選ばれるアルコール化合物であり、 (b)該リン脂質が、ホスファチジルエタノールアミン類、ホスファリジルコリン類、ホスファチジルセリン類、ホスファチジルイノシトール類、ホスファチジルグリセロール類、カルジオリピン類、スフィンゴミエリン類、セラミドホスホリルエタノールアミン類、セラミドホスホリルグリセロール類、セラミドホスホリルグリセロールホスファート類、1,2-ジミリストイル-1,2-デオキシホスファチジルコリン類、プラスマロゲン類、及びホスファチジン酸類からなる群から選ばれるリン脂質であり、及び (c)該ペプチドがマトリックスメタロプロテアーゼの基質となりうる基質ペプチドを含むペプチドである(ただし、該基質ペプチドの両端又は片端には1個のアミノ酸又は2ないし8個のアミノ酸を含むオリゴペプチドが結合していてもよい) リン脂質誘導体。
IPC (9件):
A61K 47/42 ,  A61K 9/127 ,  A61K 48/00 ,  A61K 31/708 ,  A61K 31/710 ,  A61K 31/711 ,  A61P 35/00 ,  A61K 38/43 ,  A61K 38/00
FI (9件):
A61K47/42 ,  A61K9/127 ,  A61K48/00 ,  A61K31/7088 ,  A61K31/7105 ,  A61K31/711 ,  A61P35/00 ,  A61K37/48 ,  A61K37/02
Fターム (28件):
4C076AA19 ,  4C076AA95 ,  4C076CC27 ,  4C076DD15 ,  4C076DD38 ,  4C076DD63 ,  4C076EE23 ,  4C076EE41 ,  4C076EE48 ,  4C076FF43 ,  4C076FF68 ,  4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084AA13 ,  4C084DA01 ,  4C084DA27 ,  4C084DC01 ,  4C084NA13 ,  4C084ZB26 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA13 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC02 ,  4C086ZC41
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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