特許
J-GLOBAL ID:200903085372715767
空気入りタイヤ及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
苗村 正
, 住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-355323
公開番号(公開出願番号):特開2006-160106
出願日: 2004年12月08日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 サイドウォール部を薄肉とし軽量化や生産性の向上を図りながら、操縦安定性や高速耐久性、及び耐外傷性を充分に確保できる。 【解決手段】 カーカス6のプライ本体部6aとサイドウォールゴムSgとの間に、ゴム硬度が70〜110°の硬質ゴムからなるゴム補強層13と、ゴム引きのキャンバス布からなる繊維補強層14とを具える。ゴム補強層13はビードエーペックスゴム8と重なる重複部20から半径方向外方にのびかつタイヤ最大幅位置Mからベルト層7の外端部までの領域Ysで途切れる。繊維補強層14は、ベルト層7と重なる重複部21から半径方向内方にのびかつタイヤ断面高さHの50〜70%の領域Y1で途切れる。又タイヤ断面高さHの25〜75%の高さ領域Y2において、サイドウォール部3の総厚さTは3.0〜5.0mmの範囲かつその最大厚さTmax と最少厚さTmin との差を2.0mm以下とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部に、前記ビードコアの廻りでタイヤ軸方向内方から外方に折り返されるプライ折返し部を一連に設けた1枚のカーカスプライからなるカーカス、トレッド部の内方かつ前記カーカスの半径方向外側に配されるベルト層、前記プライ本体部とプライ折返し部との間を通って前記ビードコアから半径方向外方にのびるビードエーペックスゴム、及び前記サイドウォール部の外面をなすサイドウォールゴムを具える空気入りタイヤであって、
前記プライ折返し部は、前記ビードエーペックスゴムの外端よりも半径方向内方で途切れ、しかも前記プライ本体部とサイドウォールゴムとの間に、ゴム硬度が70〜110°の硬質のゴムからなりかつプライ本体部に隣接するゴム補強層と、ゴム引きのキャンバス布からなりかつ前記サイドウォールゴムに隣接する繊維補強層とを設けるとともに、
前記ゴム補強層は、半径方向内端部に前記ビードエーペックスゴムとはそのタイヤ軸方向内側で重なる重複部を有し、かつ半径方向外端が、タイヤ最大幅位置から前記ベルト層のタイヤ軸方向外端部までの領域で途切れ、
かつ前記繊維補強層は、半径方向外端部に前記ベルト層とはその半径方向内側で重なる重複部を有し、かつ半径方向内端部が、ビードベースラインからの半径方向高さがタイヤ断面高さHの50〜70%の領域で途切れるとともに、
ビードベースラインからの半径方向高さがタイヤ断面高さHの25〜75%の高さ領域において、前記サイドウォール部の総厚さTは5.0〜3.0mmの範囲かつその最大の厚さTmax と最少の厚さTmin との差(Tmax -Tmin )を2.0mm以下としたことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (4件):
B60C 13/00
, B29D 30/30
, B29D 30/38
, B60C 9/04
FI (7件):
B60C13/00 G
, B60C13/00 F
, B60C13/00 H
, B60C13/00 J
, B29D30/30
, B29D30/38
, B60C9/04 D
Fターム (6件):
4F212VA02
, 4F212VD09
, 4F212VD10
, 4F212VD11
, 4F212VK02
, 4F212VL11
引用特許:
審査官引用 (18件)
-
チューブレスタイヤ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-267761
出願人:住友ゴム工業株式会社
-
空気入りラジアルタイヤ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-397532
出願人:住友ゴム工業株式会社
-
空気入りタイヤ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-323637
出願人:東洋ゴム工業株式会社
全件表示
前のページに戻る