特許
J-GLOBAL ID:200903085505980620

レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-019644
公開番号(公開出願番号):特開2008-185471
出願日: 2007年01月30日
公開日(公表日): 2008年08月14日
要約:
【課題】温度変化や経年変化によらず到来波数を安定した精度で推定可能なレーダ装置を提供する。【解決手段】受信信号遮断状態のデータDaを取得し、当該装置の内気温度Tcを測定し、データDaをFFT処理することで、回路ノイズ分を表すパワースペクトルPSaを算出し、次式に従って、パワースペクトルの周波数[bin]毎に、ノイズ閾値TH(n)を算出する(S210〜S240)。但し、αは係数(0<α<1)、TH(n-1)は前サイクルで算出されたノイズ閾値である。 TH(n)=(1-α)×TH(n-1)+α×(PSa+Poffs+K×Tc) このノイズ閾値TH(n)を用いて、パワースペクトル中のピークの検出、方位推定で使用する固有値の識別を実行する(S260〜S270)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
レーダ波を送信し、該レーダ波を反射した物体からの反射波を受信するチャネルを複数有する送受信手段と、 前記送受信手段を構成する各チャネル毎にビート信号を生成するビート信号生成手段と、 前記ビート信号生成手段にて生成されたビート信号の周波数スペクトルを求め、該周波数スペクトルがピークとなる周波数を検出するピーク検出手段と、 前記ピーク検出手段にて検出された周波数の信号成分を用いて前記チャネル間の相関を表す相関行列を生成する行列生成手段と、 前記行列生成手段にて生成された相関行列の固有値を算出する固有値算出手段と、 前記固有値算出手段にて算出された固有値のうち、予め設定されたノイズ閾値より大きいものを信号空間の固有値、前記ノイズ閾値以下のものを雑音空間の固有値として識別する固有値識別手段と、 前記信号空間の固有値の数を到来波数とし、前記雑音空間の固有値に基づいて各到来波の到来方向を推定する方向推定手段と を備えたレーダ装置において、 温度を検出する温度検出手段と、 前記温度検出手段での検出結果に基づいて温度依存性を有する変動ノイズ分を算出する変動ノイズ分算出手段と、 前記変動ノイズ分算出手段にて算出された変動ノイズ分と予め設定された回路ノイズ分との加算値に基づいて前記ノイズ閾値を設定する閾値設定手段と、 を備えることを特徴とするレーダ装置。
IPC (2件):
G01S 7/02 ,  G01S 13/34
FI (2件):
G01S7/02 F ,  G01S13/34
Fターム (18件):
5J070AB17 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AC13 ,  5J070AD02 ,  5J070AD06 ,  5J070AD10 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH04 ,  5J070AH14 ,  5J070AH19 ,  5J070AH26 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AK22 ,  5J070BD10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-155627   出願人:株式会社デンソー
審査官引用 (4件)
  • レーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-155627   出願人:株式会社デンソー
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-367589   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭63-122979
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