特許
J-GLOBAL ID:200903085584176424

駆動アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-314354
公開番号(公開出願番号):特開2007-124817
出願日: 2005年10月28日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】簡易な構成で少なくとも一方向に高い分解能で精密に駆動する。【解決手段】剛性が高くなるように厚く形成した一方向用電極24と剛性が低くなるように薄く形成すると共に下端を開放させて撓みやすくした逆方向用電極26との間に金属箔の釣り下げ部材32によって振動部材30を釣り下げ、一方向用電極24と逆方向用電極26とに直流電圧を印加する。振動部材30は電気ベルの原理により両電極24,26間で衝突を伴って振動する。振動部材30が一方向用電極24に衝突したときに一方向用電極24側に作用する駆動力は振動部材30が逆方向用電極26に衝突したときに逆方向用電極26側に作用する駆動力より大きくなるから、駆動アクチュエータ20は一方向用電極24側に駆動する。振動部材30の重さや印加する電圧を調整すれば高い分解能で精密に駆動させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも一方向に駆動する駆動アクチュエータであって、 前記一方向上に所定の距離をもって配置された一対の電極と、 前記一対の電極に直流電圧を印加する電圧印加手段と、 前記一対の電極間で該一対の電極に衝突しながら振動するよう配置され、少なくとも前記一対の電極と接触する部分が導電性材料により連続して形成されてなる振動部材と、 前記振動部材の振動に伴って該振動部材が前記一対の電極のうちの前記一方向側に配置された一方の電極に衝突したときに該一方の電極を介して前記駆動アクチュエータに作用する前記一方向に駆動しようとする一方向駆動力と前記駆動アクチュエータが載置された床面から該駆動アクチュエータに作用する前記一方向への駆動を阻止しようとする一方向抗力との偏差である一方向駆動有効力が、前記振動部材の振動に伴って該振動部材が前記一対の電極のうちの前記一方向とは反対側に配置された他方の電極に衝突したときに該他方の電極を介して前記駆動アクチュエータに作用する前記一方向とは逆方向に駆動しようとする逆方向駆動力と前記駆動アクチュエータが載置された床面から該駆動アクチュエータに作用する前記一方向とは逆方向への駆動を阻止しようとする逆方向抗力との偏差である逆方向駆動有効力より大きくなるようにする駆動力作用手段と、 を備える駆動アクチュエータ。
IPC (2件):
H02N 1/00 ,  B81B 3/00
FI (2件):
H02N1/00 ,  B81B3/00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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