特許
J-GLOBAL ID:200903085662474208

鋼製枠構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加川 征彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-135276
公開番号(公開出願番号):特開2003-328341
出願日: 2002年05月10日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】 土石流等の衝撃荷重が発生する区域に設置可能な鋼製枠砂防ダム等の鋼製枠構造体を提供する。【解決手段】 柱材1、2、奥行材3、水平材5等をボルト接合して形成される箱枠6を必要に応じて左右前後上下に連続形成し、かつ前後面にスクリーン材9を設けて鋼製枠を組み立てる。鋼製枠内に中詰め材を充填して、砂防ダム等の鋼製枠構造体が構築される。鋼製枠の前面(上流面)側の箱枠6の前面部に緩衝構造15を形成する。緩衝構造15は、箱枠6の前面の柱材1の前面に柱補助材14を一体に取り付け、この柱補助材14の前面に、複数本の例えば角形鋼管16を上下に間隔をあけて取り付けて構成する。凹み変形による衝撃吸収効果の高い角形鋼管16により土石流等による衝撃荷重を吸収するので、鋼製枠本体の損傷を防止できる。土石流等の衝撃荷重が発生する区域に構築する砂防ダムとして、鋼製枠構造を採用できる。角形鋼管16による緩衝構造なので、透水性を損なわない。
請求項(抜粋):
多数の柱材と左右方向の水平材と前後方向の奥行材とをボルト接合により連結して組み立てた立方格子状の鋼製枠の少なくとも前後面の左右の柱材間に複数本のスクリーン材を上下に間隔をあけて水平に取り付け、内部に中詰め材を充填して構築した鋼製枠構造体であって、前記鋼製枠の前面側の柱材の前面に柱補助材を一体に取り付け、この柱補助材の前面に緩衝材とし複数本の鋼管を上下に間隔をあけて取り付けたことを特徴とする鋼製枠構造体。
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 流木止め付き鋼製組枠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-005777   出願人:日本鋼管ライトスチール株式会社
  • 土木構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-022643   出願人:日鐵建材工業株式会社
  • 籠マットと籠マット工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-041203   出願人:有限会社ジャパンパテントマネジメント
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審査官引用 (9件)
  • 流木止め付き鋼製組枠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-005777   出願人:日本鋼管ライトスチール株式会社
  • 土木構造物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-022643   出願人:日鐵建材工業株式会社
  • 籠マットと籠マット工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-041203   出願人:有限会社ジャパンパテントマネジメント
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