特許
J-GLOBAL ID:200903085845807478

データ変換方法、描画システムおよびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松阪 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-010011
公開番号(公開出願番号):特開2009-169879
出願日: 2008年01月21日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】複数の図形要素群のベクトルデータを含む入力データをランレングスデータである出力データに変換する際に、出力データの生成に要する時間を短縮する。【解決手段】データ変換装置では、描画領域8における所定幅の単位領域80毎の単位ランレングスデータを順次生成する際に、図形要素群であるセルのうち、セル83が処理対象の注目単位領域80aと重なる注目セルとして抽出され、注目セル83にて注目単位領域80aから連続する同じランレングスの数が局所ランレングスリピート回数として取得される。そして、局所単位ランレングスリピート回数等に基づいて注目単位領域80aと次の単位領域80とのランレングスが同一か否か判断され、同一の場合に注目単位領域80aの単位ランレングスデータが次の単位領域80の単位ランレングスデータとして出力される。これにより、出力データの生成に要する時間が短縮される。【選択図】図11
請求項(抜粋):
それぞれが少なくとも1つの多角形の図形要素により構成される複数の図形要素群のベクトルデータを含む入力データをランレングスデータである出力データに変換するデータ変換方法であって、 a)入力データに含まれる各図形要素群のベクトルデータに基づいて、前記各図形要素群を第1の方向を向く直線にて所定幅毎に分割し、前記各図形要素群を分割された領域のランレングスの集合として表す部分ランレングスデータを生成する工程と、 b)前記複数の図形要素群が配置される領域を前記第1の方向を向く直線にて前記所定幅毎に分割することにより前記第1の方向に垂直な第2の方向に配列された前記所定幅の複数の単位領域を設定し、前記複数の単位領域のそれぞれと重なる一または複数の図形要素群のランレングスを示す単位ランレングスデータを前記第2の方向に向かって順次生成して前記複数の図形要素群のランレングスデータである出力データを生成する工程と、 を備え、 前記b)工程が、 b1)一の単位領域を最初の注目単位領域として決定する工程と、 b2)前記注目単位領域と重なる一または複数の図形要素群を注目図形要素群として抽出する工程と、 b3)各注目図形要素群の前記注目単位領域と重なるランレングスである注目ランレングスに基づいて前記注目単位領域の単位ランレングスデータを生成して出力する工程と、 b4)前記各注目図形要素群について、注目図形要素群の注目ランレングスと同一のランレングスが前記第2の方向に連続して存在する個数を前記注目図形要素群の局所ランレングスリピート回数として取得する工程と、 b5)全ての注目図形要素群に関して取得された局所ランレングスリピート回数の最小値を単位ランレングスリピート回数として取得する工程と、 b6)前記注目単位領域の前記第2の方向に隣接する次の単位領域と重なる一または複数の図形要素群と前記注目図形要素群とが一致しない場合に、前記単位ランレングスリピート回数を0とする工程と、 b7)前記単位ランレングスリピート回数が1以上である場合に、前記次の単位領域の単位ランレングスデータとして前記注目単位領域の前記単位ランレングスデータを出力し、前記単位ランレングスリピート回数から1を減算するとともに前記注目単位領域を前記次の単位領域に変更して前記b6)工程に戻り、前記単位ランレングスリピート回数が0である場合に、前記注目単位領域を前記次の単位領域に変更して前記b2)工程に戻る工程と、 を備えることを特徴とするデータ変換方法。
IPC (3件):
G06T 1/00 ,  G03F 7/20 ,  H01L 21/027
FI (4件):
G06T1/00 B ,  G03F7/20 501 ,  G03F7/20 505 ,  H01L21/30 529
Fターム (9件):
2H097AA03 ,  2H097BA06 ,  2H097LA11 ,  5B050AA04 ,  5B050BA18 ,  5B050EA10 ,  5F046AA17 ,  5F046BA06 ,  5F046BA07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 画像記録装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-316731   出願人:大日本スクリーン製造株式会社
  • 特許第3952358号公報
  • 描画処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-001436   出願人:富士ゼロックス株式会社
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • ”CADデータ入力を効率化,図面の自動入力装置に脚光”

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