特許
J-GLOBAL ID:200903086099216341

マッチドフィルタおよび相関検出演算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341475
公開番号(公開出願番号):特開2002-152084
出願日: 2000年11月09日
公開日(公表日): 2002年05月24日
要約:
【要約】【課題】 CDMA通信の基地局におけるプリアンブルサーチのような、既知の周期性をもつシンボルが挿入された受信信号に対して、同相加算演算による相関検出を行う場合に使用されるマッチドフィルタの、回路規模を削減し、低消費電力化を実現すること。【解決手段】 送信側装置(移動局)1では、16種類のシグネチャーコードに共通のスクランブリングコードを乗算し、プリアンブル信号を生成し、送信を行う。受信側装置(基地局)2では、まず、スクランブリングコードを乗算して逆拡散を行い、シグネチャーコード(an,bn,cn,dn)を再生する。次に、第1の累積加算部3において、シグネチャーコードの周期に対応した同じ値のデータ同士を累積加算し、乗算部4にて、シグネチャーコードを乗算する。最後に、第2の累積加算部5でシンボル同士の加算を行って相関を検出する。
請求項(抜粋):
n(nは2以上の自然数)シンボルからなる単位パターンがm(mは2以上の自然数)回繰り返されて構成される周期的な配列をもち、かつ、前記単位パターンがp(pは2以上の自然数)個存在する結果として、内容の異なるp種類のシンボル配列をとり得る原信号があらかじめ用意され、前記p種類の原信号の各々に共通の拡散符号を乗算して同期確立用信号が生成され、通信先から送られてくる前記同期確立用信号を受信して相関検出を行って前記同期確立用信号の受信の有無を判定することで、受信側が、前記通信先からの要求を判別し、あるいは、前記通信先との通信同期を獲得するためのタイミング情報を取得する通信システムにおける、前記受信側における前記相関検出に使用されるマッチドフィルタであって、受信した前記同期確立用信号に、前記共通の拡散符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散部と、逆拡散の結果として得られる周期性をもつシンボルデータについて、前記nシンボルからなる単位パターン毎に、同じ位置にあるシンボルのデータを取り出し、取り出されたm個のシンボルデータを累積加算する第1の加算部と、この第1の加算部から出力されるnシンボルのデータに、前記p種類の原信号の各々を乗算する処理を、並列に行うか、あるいは、時間を異ならせながらシリアルに行い、p種類の原信号毎に乗算結果のシンボルデータを出力する原信号乗算部と、この原信号乗算部から、前記p種類の原信号毎に出力される乗算結果のシンボルデータ同士を累積加算し、p種類の原信号毎に累積加算結果を出力する第2の加算部と、を有することを特徴とするマッチドフィルタ。
IPC (3件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04L 7/00 C ,  H04J 13/00 D ,  H04B 7/26 N
Fターム (19件):
5K022EE02 ,  5K022EE33 ,  5K022EE36 ,  5K047AA16 ,  5K047BB01 ,  5K047GG34 ,  5K047HH15 ,  5K047HH53 ,  5K047JJ06 ,  5K047MM24 ,  5K067AA42 ,  5K067AA43 ,  5K067BB04 ,  5K067CC10 ,  5K067DD25 ,  5K067EE02 ,  5K067EE10 ,  5K067HH24 ,  5K067KK00
引用特許:
出願人引用 (5件)
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