特許
J-GLOBAL ID:200903086109680122

ストリーム暗号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-217546
公開番号(公開出願番号):特開2003-032244
出願日: 2001年07月18日
公開日(公表日): 2003年01月31日
要約:
【要約】【課題】 従来は、同期監視情報又は初期データを添付して通信するため、伝送効率が低下し、また、擬似乱数の再使用により暗号強度が低下する。【解決手段】 M系列発生器22により発生される擬似乱数aは、周期nビットの擬似乱数の繰り返し系列であり、M系列発生器23により発生される擬似乱数bは周期mビットの擬似乱数の繰り返し系列である。排他的論理和器25は、これらの擬似乱数a及びbの1ビットずつを排他的論理和演算して擬似乱数cの1ビットを生成する。ここで、M系列発生器22は、1つのIPパケットの暗号化毎に単調増加な値のシーケンス番号が初期データとして設定され、M系列発生器23は、初期データとして固定値が設定されるため、1つのIPパケットの暗号化で使用する擬似乱数は、擬似乱数cの必ず異なる部分系列が使用される。この擬似乱数cと擬似乱数dから生成された擬似乱数eを用いて暗号化や復号化が行われる。
請求項(抜粋):
平文を暗号鍵で暗号化した暗号文を所定フォーマットのパケットに生成して出力するか、前記パケットが入力されて該パケット中の前記暗号文を前記暗号鍵で復号化して前記平文を得るストリーム暗号装置において、1パケット毎に初期データが設定され、周期nビットの繰り返し系列の第1の擬似乱数を発生する第1のM系列発生器と、前記1パケット毎に初期データが設定され、周期mビット(ただし、m≠n)の繰り返し系列の第2の擬似乱数を発生する第2のM系列発生器と、前記第1及び第2の擬似乱数の排他的論理和演算を行い、第3の擬似乱数を発生する演算器と、前記第3の擬似乱数を前記暗号鍵として、入力された前記平文又は前記暗号文と演算を行って前記暗号文又は前記平文を得る処理手段とを有することを特徴とするストリーム暗号装置。
IPC (2件):
H04L 9/24 ,  G09C 1/00 650
FI (2件):
G09C 1/00 650 B ,  H04L 9/00 657
Fターム (4件):
5J104AA36 ,  5J104FA03 ,  5J104JA04 ,  5J104NA02
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る