特許

J-GLOBAL ID：200903086272786272

LaGaO3系電子-酸素イオン混合伝導体及びそれを用いた酸素透過膜

発明者： 石原 達己 ,  滝田 祐作
出願人/特許権者： 石原 達己 ,  滝田 祐作 ,  日本特殊陶業株式会社
代理人 (1件)： 小島 清路
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-273353
公開番号（公開出願番号）：特開2001-093325
出願日： 1999年09月27日
公開日（公表日）： 2001年04月06日
要約：

【要約】【課題】 酸素イオン伝導性、電子伝導性及び酸素透過性を有するLaGaO3電子-酸素イオン混合伝導体を提供する。また、酸素の分圧の差のみにより酸素を透過させることのできる優れた性能の酸素透過膜を提供する。【解決手段】 La2O3、SrCO3、Ga2O3、Fe2O3を所定の化学量論比になるように混合し、大気中で、温度1000°Cにて6時間仮焼し、得られた仮焼体を粉砕後、再びよく混合し、大気中で、温度1500°Cにて6時間焼成することにより得られる。この焼結体を所定の大きさに研磨する等の加工を施し、酸素透過膜が得られる。この酸素透過膜は、酸素を酸素濃度の高い側から低い側へ透過することができ、温度1000°Cにおけるその酸素透過量は89μmol/cm2・minを達成することができる。

請求項（抜粋）：

ペロブスカイト型結晶構造を有し、一般式(La1-xMx)(Ga1-yFey)O3-δで表され、MはSr、Ca及びBaのうちの少なくとも1種であり、yは0.2〜0.6であることを特徴とするLaGaO3系電子-酸素イオン混合伝導体。

IPC (6件)：

H01B 1/08 ,  B01D 71/02 500 ,  C01G 49/00 ,  G01N 27/404 ,  H01B 1/06 ,  H01M 8/02

FI (6件)：

H01B 1/08 ,  B01D 71/02 500 ,  C01G 49/00 A ,  H01B 1/06 A ,  H01M 8/02 K ,  G01N 27/30 341 G

Fターム (21件)：

4D006GA41 ,  4D006MA03 ,  4D006MA31 ,  4D006MB04 ,  4D006MC03 ,  4D006NA39 ,  4D006NA63 ,  4D006PB62 ,  4G002AA06 ,  4G002AA08 ,  4G002AA09 ,  4G002AE05 ,  5G301CA02 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5G301CD10 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026BB08 ,  5H026EE13

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 酸化物イオン伝導体とその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-237620   出願人：滝田祐作, 石原達己, 三菱マテリアル株式会社
• 酸化物イオン混合伝導体とその用途
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-046552   出願人：三菱マテリアル株式会社

引用文献：

審査官引用 (1件)

• Ionic and Electronic Conduction in Fe and Cr Doped (La,Sr)GaO3-δ