特許
J-GLOBAL ID:200903086423406795

ハイブリッド車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-304605
公開番号(公開出願番号):特開2006-121784
出願日: 2004年10月19日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】モータの回転位置をセンサを用いることなく推定して制御する際に、推定回転位置に誤りがあっても安全を確保し、システム全体の信頼性を向上する。 【解決手段】クランク角θの情報を正常に取得できている場合、エンジンECUから受信したクランク角センサによるクランク角θと、モータのロータ推定回転位置φとの差|θ-φ|が閾値Aを越えているか否かを調べ(S2)、|θ-φ|>Aである場合、エンジンECUとモータECUとの間の通信時間の遅れを考慮した換算回転位置θ’をクランク角θから算出する(S4)。そして、回転センサレス制御におけるロータ推定回転位置φに換算回転位置θ’を代入して(S5)回転センサレス制御の破綻を防止する。これにより、モータの推定回転位置に誤りがあっても安全を確保し、システム全体の信頼性を向上することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
エンジンと該エンジンに連結されるモータとを有するハイブリッド車の異常監視装置において、 上記エンジンの出力軸の回転位置を検出する回転センサからの信号に基づくエンジン回転位置データに基づいて、上記エンジンの運転状態を制御するエンジン制御手段と、 上記モータの電圧と電流との少なくとも一方に係わる情報に基づいて上記モータの回転位置を推定したモータ推定回転位置データを算出し、このモータ推定回転位置データを用いて上記モータの運転状態を制御するモータ制御手段と、 上記エンジン制御手段から送信された上記エンジン回転位置データを受信して上記モータ推定回転位置データが正常か否かを判断し、上記モータ推定回転位置データが異常であると判断したとき、受信した上記エンジン回転位置データを、通信時間の遅れを考慮した回転位置データに変換し、この変換した回転位置データを上記モータ推定回転位置データとする回転位置変換手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車の制御装置。
IPC (6件):
B60L 11/14 ,  B60W 20/00 ,  B60W 10/06 ,  B60W 10/08 ,  B60K 6/04 ,  F02D 45/00
FI (5件):
B60L11/14 ,  B60K6/04 310 ,  B60K6/04 320 ,  B60K6/04 530 ,  F02D45/00 362A
Fターム (26件):
3G384AA28 ,  3G384DA38 ,  3G384DA41 ,  3G384DA42 ,  3G384DA46 ,  3G384DA47 ,  3G384EB08 ,  3G384EB12 ,  3G384FA56B ,  3G384FA56Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61Z ,  5H115PC06 ,  5H115PG04 ,  5H115PI16 ,  5H115PI29 ,  5H115PO06 ,  5H115PO17 ,  5H115PU10 ,  5H115PU25 ,  5H115QI04 ,  5H115QI12 ,  5H115QN03 ,  5H115SE04 ,  5H115SE05 ,  5H115TE10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (5件)
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