特許
J-GLOBAL ID:200903086441136053

保守用車分岐器停止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 和男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-306541
公開番号(公開出願番号):特開2004-142491
出願日: 2002年10月22日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】保守用車の運行に際し、分岐器の開通方向の誤認による人為的ミスによって生じる割り出しなどの事故を未然に防止する。【解決手段】トングレール部Cを有する分岐器の位置から夫々所要の駆動距離L1,L2離れた前後位置の軌道内に、検知用アンテナ17及び18,19を夫々設け、保守用車Dが前記検知用アンテナ17,18又は19を通過したとき、該検知用アンテナが、保守用車Dに備えた検知用送信機25又は26からの電波を受けて軌道上の通過位置情報を検知し、この情報と保守用車進路確認装置Pによる分岐器の開通方向情報とを、地上送信機22又は23から保守用車の車内受信箱27に送信し、前記2つの情報により、保守用車Dの進入方向と分岐器の開通方向とが異なるとき、自動的に保守用車Dに制動を掛ける。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
鉄道線路における分岐器の切換操作に伴い分岐器の開通方向を表示する表示手段を備えた保守用車進路確認装置の前後位置に、保守用車からの電波を受信して、保守用車の軌道上の通過位置を夫々検知する検知手段を設け、この検知手段による軌道上の通過位置情報と、前記保守用車進路確認装置から得られる、分岐器の開通方向情報とを無線通信手段により保守用車に伝達し、該保守用車が分岐器後端からの進入の場合、保守用車の進入方向と分岐器の開通方向とが不整合の場合に、自動的に保守用車に制動をかけ、また、前記保守用車が分岐器前端からの進入の場合、保守用車の進行希望方向を保守用車内で選択することにより、その進行希望方向と分岐器の開通方向情報とが不整合の場合に、自動的に保守用車に制動をかけることを特徴とする保守用車分岐器停止装置。
IPC (2件):
B61L5/10 ,  B61L23/06
FI (2件):
B61L5/10 A ,  B61L23/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 保守用車進路確認装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-030957   出願人:古河電池株式会社, 西日本旅客鉄道株式会社
  • 自動列車停止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-200768   出願人:オムロン株式会社
  • 保守用車割出防止装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-030792   出願人:東海旅客鉄道株式会社, オムロン株式会社
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