特許
J-GLOBAL ID:200903086537948253

石積壁の補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-175807
公開番号(公開出願番号):特開2005-009208
出願日: 2003年06月20日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】石積壁の安定性を安価に確保すること。【解決手段】補強方法は、傾斜地山10の前面に、裏込め栗石層12を介在させて、間知石14を積上げた石積壁16に適用され、間知石14の目地部に、裏込め栗石層12に到達する削孔18を形成し、削孔18を介して、裏込め栗石層12にグラウト材20を注入する。削孔18は、石積壁16の前面側から、小型削孔機械により施工される。グラウト材20は、モルタルや樹脂モルタルなどから構成される。削孔18内に流動性を有するグラウト材20を注入すると、グラウト材20は、裏込め栗石層12の栗石間の隙間に沿って、削孔18の外側に流動し、その後に、時間の経過とともに固化する。グラウト材20が固化すると、削孔18の周辺に存在する栗石が、グラウト20を介在させて相互に繋がった、概略棒状の固化部分22が局所的に形成される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
傾斜地山の前面に、裏込め栗石層を介在させて、複数の間知石を相互に隣接するようにして積み上げた石積壁の補強方法において、 前記間知石の目地部、または、前記間知石の周囲の前記石積壁前面から前記裏込め栗石層に到達する削孔を形成し、前記削孔を介して、前記裏込め栗石層にグラウト材を注入して、前記裏込め栗石層に局所的な固化部分を設けることを特徴とする石積壁の補強方法。
IPC (2件):
E02D29/02 ,  E02D17/20
FI (2件):
E02D29/02 301 ,  E02D17/20 103E
Fターム (2件):
2D044DB53 ,  2D048AA32
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 石積の補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-093304   出願人:村上謙三
  • 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-165242   出願人:矢作建設工業株式会社
  • 石積擁壁補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-168637   出願人:三協エンジニアリング株式会社, 佐伯隆夫
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審査官引用 (5件)
  • 石積の補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-093304   出願人:村上謙三
  • 切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-165242   出願人:矢作建設工業株式会社
  • 石積擁壁補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-168637   出願人:三協エンジニアリング株式会社, 佐伯隆夫
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