特許
J-GLOBAL ID:200903086767874003

変復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-240800
公開番号(公開出願番号):特開平10-093524
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 データ通信のスループットを低下させず、1本の電話回線により音声とデータを同時に伝送する変復調装置を提供する。【解決手段】 コーデック回路3は、音声ポート2からの音声信号をデジタル信号に変換し出力する。フレーム化回路4はこのデジタル信号をフレーム化し、フレーム化回路9はデジタルポート7からのデジタル信号をフレーム化する。多重化回路10は、無音検出回路5による無音検出が行われたときは、音声専用チャネルとその他のチャネルにフレーム化回路4からのフレームを割り当て、無音検出が行われないときは、音声専用チャネルにフレーム化回路4からのフレームを、その他のチャネルにフレーム化回路9からのフレームを割り当てて多重化する。変復調回路12は、多重化回路10からのデジタル信号をアナログ信号に変換してアナログ回線8に出力する。
請求項(抜粋):
音声ポートと、無音検出回路と、コーデック回路と、第1のフレーム化回路と、デジタルポートと、第2のフレーム化回路と、エラー検出回路と、多重化回路と、変復調回路と、再送制御回路とを有する変復調装置であって、音声またはデータの送信を行う場合、前記コーデック回路は、前記音声ポートから入力されるアナログ音声信号を所定のサンプリング周波数のデジタル信号に変換し、データ圧縮を行って出力し、前記無音検出回路は、前記音声ポートから無音に相当するアナログ音声信号が入力されることにより無音検出を行い、前記第1のフレーム化回路は、前記コーデック回路から出力されるデジタル信号を音声情報であると識別可能なフレームにフレーム化し、前記第2のフレーム化回路は、前記デジタルポートから入力されるデータをデータであると識別可能なフレームにフレーム化し、前記多重化回路は、前記無音検出回路による無音検出が行われたときは、音声専用チャネルとその他のチャネルに前記第2のフレーム化回路から得られるフレームを割り当てて多重化し、前記無音検出回路による無音検出が行われないときは、音声専用チャネルに前記第1のフレーム化回路から得られるフレームを割り当てると共にその他のチャネルに前記第2のフレーム化回路から得られるフレームを割り当てて多重化し、前記変復調回路は、前記多重化回路によって多重化されたデジタル信号をアナログ信号に変調してアナログ回線に送信し、前記再送制御回路は、通信相手からの再送要求を前記変復調回路および前記多重化回路を介して受信した場合に、該当するデータの再送を行うものであり、音声またはデータの受信を行う場合、前記変復調回路は、前記アナログ回線を介して受信したアナログ信号からデジタル信号を復調し、前記多重化回路は、前記変復調回路から得られるデジタル信号の多重化を解き、この結果得られるフレームのうち音声情報のフレームを前記第1のフレーム化回路へ送ると共にデータのフレームを前記第2のフレーム化回路へ送り、前記第1のフレーム化回路は、前記多重化回路からのフレームから音声情報のデジタル信号を取り出し、前記コーデック回路は、前記第1のフレーム化回路によって取り出されたデジタル信号から元のアナログ音声信号を復元して前記音声ポートへ出力し、前記第2のフレーム化回路は、前記多重化回路からのフレームからデータを取り出して前記デジタルポートを出力し、前記エラー検出回路は、前記多重化回路から前記第2のフレーム化回路に送られたフレームのエラーを検出し、前記再送制御回路は、前記エラー検出回路によってエラーが検出された場合に、通信相手に対し再送要求を送る、ことを特徴とする変復調装置。
IPC (2件):
H04J 3/17 ,  H04M 11/06
FI (2件):
H04J 3/17 A ,  H04M 11/06
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 画像伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-092140   出願人:日本電気株式会社, 日本電気エンジニアリング株式会社
  • 音声・データ多重化方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-059254   出願人:富士ゼロックス株式会社
  • 特開昭58-218233
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