特許

J-GLOBAL ID：200903086824125373

斜面崩壊予知システム

発明者： 豊澤 康男 ,  伊藤 和也 ,  西條 敦志 ,  大久保 智美 ,  関根 透 ,  坂井 孝 ,  堀 秀和
出願人/特許権者： 独立行政法人労働安全衛生総合研究所 ,  曙ブレーキ工業株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人第一国際特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-044369
公開番号（公開出願番号）：特開2007-225334
出願日： 2006年02月21日
公開日（公表日）： 2007年09月06日
要約：

【課題】外気温度に変化が生じても、検出精度を保つことによって、中小規模の工事であっても、廉価でセンサの施工も簡便な傾斜地崩壊予知システムを提供する。【解決手段】斜面崩壊予知システム1は、傾斜角度検出器2に備わる加速度センサ3のセンサ出力に基づいて斜面9の傾斜角度を検出し、傾斜角度に基づいて斜面9の崩壊を予知する。加速度センサ3のセンサ出力に対して、温度センサ4で検出した加速度センサ3の周囲温度の変化に応じた温度補正を施す。こうした温度補正をすることによって、傾斜角度出力の精度を向上し、警報を出すときの精度を向上することができる。警報を送出タイミングの精度向上のため、警報を送出するか否かの判定の基礎となる閾値を、地盤の水分量や傾斜角度の変化速度で修正することができる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

加速度センサのセンサ出力に基づいて検出した斜面の傾斜角度に基づいて前記斜面の崩壊を検知する斜面崩壊予知システムにおいて、前記加速度センサのセンサ出力に対して、外気温度の変化に応じた温度補正を施すことを特徴とする斜面崩壊予知システム。

IPC (3件)：

G01D 21/00 ,  E02D 17/20 ,  G01C 9/06

FI (3件)：

G01D21/00 D ,  E02D17/20 106 ,  G01C9/06 E

Fターム (5件)：

2D044EA07 ,  2F076BA18 ,  2F076BB09 ,  2F076BD07 ,  2F076BD17

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 斜面崩壊検出方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-058645   出願人：東日本旅客鉄道株式会社, 坂田電機株式会社
• 斜面崩壊検知方法、この方法に用いる崩壊検知センサ、警報受信装置、斜面崩壊検知装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-264638   出願人：東日本旅客鉄道株式会社, 株式会社カネコ
• 斜面監視システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-059608   出願人：株式会社西村測量設計事務所, 大竹直

審査官引用 (3件)

• 地盤監視システム及びその検出器
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-215168   出願人：三井物産プラント株式会社, 東芝エンジニアリング株式会社
• 方向測定装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-122103   出願人：財団法人名古屋産業科学研究所, 住鉱コンサルタント株式会社, 有限会社テクノ菅谷
• 地殻変動検知装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-031549   出願人：曙ブレーキ工業株式会社